痛風発作の治療
痛風発作の治療
痛風は、痛風の発作症状が出ているときには、まず痛風発作の症状から治療を始めます。
痛みはある程度の期間で治まりますので、その後 痛風は治ったと勘違いせずに
高尿酸血症の治療を開始することが大切です。
まずは、痛風発作の治療です。
痛風発作初期に効果的:コルヒチン
痛風が増加してきた1970年代ごろには多く使われていた薬がコルヒチンです。
下痢や腹痛といった副作用が出てしまうため、大量の使用はされなくなりましたが、
痛風発作の初期症状には効果が期待できます。
コルヒチンはピリピリとした違和感を感じる発作の直前や発作の初期に服用する事で、症状の進行を抑えたり発作を未然に防ぐ事ができます。ただし、コルヒチンは激痛になってからの痛風発作にはあまり効果がないようです。
故に、激痛が起きてから医師に診てもらうことが痛風患者さんは多いため、激痛を未然に防ぐためのコルヒチンの出番は少ないようです。
痛風発作が起きたら抗炎症薬を。
痛風発作の激痛の原因は関節の炎症。そのため、抗炎症剤・鎮痛作用のある薬を投与し、炎症を抑えて痛みを軽減する治療が行われます。日本では主に非ステロイド性抗炎症薬(インドメタシンなど)が使用されています。通常の関節痛や筋肉通のときに使用する量の2、3倍多く使用します。
痛みが軽減されてきたら、使用量も減らし、痛みが消えたらすぐに使用を中止すること。
胃腸の弱い人は座薬がすすめられます。
この薬は体内で痛みや炎症の原因物質であるプロスタグランジンの生成を減らす働きがあります。この薬を服用すると胃が荒れやすくなるほか、高齢者では腎障害が起きることがあります。
腎障害などで非ステロイド性抗炎症薬が使えなかったり、投与しても効果がなかった場合には、強力な抗炎症作用がある副腎皮質ステロイドを使用します。この薬はあまり早く使うのをやめてしまうと関節炎が再発する事があるので、使用量を10日かけて徐々に減らしていく方法がとられています。