痛風の治療について
痛風の治療について
痛風の治療では、耐えがたいほどの関節の痛みをできるだけ早く、軽減させるための治療と
痛風の基礎疾患である腎障害や動脈硬化疾患とも関係する高尿酸血症を是正するという2つの面から
行われます。
合併症がある場合には、合併症の症状も治療していかなくてはなりません。
痛風発作時には痛みと炎症治療
発作が起きているときは、ひどいときにはお布団さえ痛く感じるほどになります。
ですから、痛風の発作が起きている時には優先して、炎症治療・対症療法を行います。
痛風の発作が起きたときには、まずは安静にし、肉食と飲酒を控える。
そして、できるだけ早く鎮痛剤を服用すること。
注意したいことは、痛風関節炎は尿酸値の急激な変動により引き起こされ悪化するので、乳酸値の急激な増加だけではなく、低下しても発作が起きるということです。
関節が腫れあがって痛む場合には、できるだけ尿酸値を変動させないようにして、痛みを取ることのみに専念することが大切です。
痛風の発作には、鎮痛作用と消炎作用の強力なインドメタシンのような非ステロイド系抗炎症剤を使用しますが、通常の関節痛や筋肉通のときに使用する量の2、3倍多く使用します。
痛みが軽減されてきたら、使用量も減らし、痛みが消えたらすぐに使用を中止すること。
胃腸の弱い人は座薬がすすめられます。
痛風発作の起きる場所にもよりますが、足の親指の場合には、治療の開始が早ければ数日、治療の開始が遅れても2週間以内には痛み・腫れともに消えてしまうでしょう。痛風が増加してきた1970年代ごろまでは、発作時にはコルヒチンという薬が痛風の特効薬としてよく使用されていましたが、腹痛、下痢などの副作用が多いため、大量使用することはなくなりました。