0037更年期障害の中でもっとも厄介なものが鬱をはじめとした精神的な症状です。

イライラや怒りっぽさは更年期障害にもっともよく見られる症状ですが、それが極端にあらわれる場合には、鬱状態を疑ってかかる必要があります。

精神的な症状はなかなか判断が難しいもので、うつ病そのものもかつては「怠け病」と呼ばれるなど、周囲の理解を得ることは困難でした。

いまでさえうつ病はメジャーな病気になりましたが、それでもまだ「怠けてる」と周囲から言われてしまうものなのです。
精神面が不安定な状態を見ても、周囲の人たちは「更年期だから仕方がない」と精神状態を真剣に心配してくれることは、ほとんどありません。

更年期鬱の治療

本人も、更年期障害である、という自覚がありながらも適切な対策をしないケースが非常に大きいといわれています。
そのために鬱状態がさらに悪化してしまい、日常生活に深刻な影響をもたらしてしまうことも多いのです。

実は、これは大きな注意点です。

更年期障害がもたらす鬱の症状も、他の原因による鬱状態となんら違いはないのです。

相談する鬱の原因が女性ホルモンの分泌量が低下している、というやや特殊なものであるために、ストレスや悩みがもたらすうつ病と分けられて考えられがちですが、もたらされる悩みの深さや苦しみは、なんら変わりがありません。
ですから、更年期障害による鬱の症状がある場合には婦人科での治療はもちろんですが、場合によっては心療内科や精神科での治療も必要なのです。

鬱症状かそうではないのか、の判断も難しいものですが、なるべく早い段階から治療するに越したことはありません。
人によっては10年近く続く更年期だけに、前向きに過ごせるよう注意して生活を送りたいものですし、更年期障害による鬱については家族や周囲の方にも理解が必要になります。

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