更年期だけではありませんが、もともと腰痛や肩こりがある方は多く
更年期に入ると、今まで腰痛や肩こりなんて無縁・・・だった方も痛みを覚えることが増えてくるようです。
更年期の腰痛・肩こりの原因
肩は重い頭部を支え、腰は上半身全体を支えているため、大きな負担がかかっています。
骨も筋肉なので、日常的に姿勢が悪い・同じ姿勢を長時間とっていることが多いと
筋肉が硬くなります。
筋肉の硬化は血管や神経の圧迫を招きます。
すると末梢神経にまで影響を及ぼします。
日常生活で注意!その姿勢が腰痛・肩こりを招く
腰痛・肩こりの最大の原因は「姿勢」
猫背気味の人や、長時間のデスクワーク、運転をするお仕事、立ち仕事などや
読書を続けた場合、腰や肩の筋肉はガチガチになってしまいます。
すると、筋肉内の血管は圧迫され血行不良を起こします。
すると血液は酸素不足となり、血行不良を起こした血管内は疲労物質の「乳酸」が溜まります。
(余談ですが、筋肉痛も乳酸の1つ。体を動かすと筋肉痛が解消されますよ)
また運動不足でも筋肉が収縮し、筋肉がガチガチになりますし
寒さが続くと筋肉が収縮して肩こりや腰痛を起こしたりします。
寒いと肩をすくめて気が付くと肩がガチガチなんてことありますよね。
起きている時間だけではなく、睡眠をとるときにも注意。
枕の高さやマットレスや布団の高さ、硬さが合わないと首・肩・腰に負担がかかります。
すると末梢神経が強く圧迫されて傷がついてしまうことも。
末梢神経は痛みを脳に伝達するため、その箇所が傷つくと凝りや痛みを感じてしまいます。
辛い腰痛・肩こりの対処方法:日常生活の注意点
外科医の先生に聞いたことがあるのですが、
腰が痛い、背骨が痛い、首が痛い場合、ずっと同じ姿勢でいることが一番の原因と
言っていました。
ですので、まずは姿勢の改善。
仕事中にも休憩を少しとる時間があったらストレッチをしたり、肩、首、腰を動かすようにしましょう。
また、骨や筋肉を鍛える運動とともにカルシウムの摂取を心がけましょう。
女性は骨粗鬆症になりやすいため、特にカルシウムは積極的に摂りたいですね。
寝るときの寝具選びもここは押さえておきたいところです。
脊椎や体全体に負担がかかりづらい寝具を選びましょう。
靴選びも慎重に。私は外反母趾もちなんですが、足の指は、実は1本でもないと
体のバランスがものすごく崩れるものです。
足が痛くなるような靴を履かないようにしましょう。
血行を良くしましょう
血の巡りを良くすることは血行もよくなることなので、腰痛や肩こりにはとても効果的です。
適度な運動のあとは、長めのストレッチを行い、ゆっくりとお風呂に浸かって血行をよくしましょう。