更年期によくみられる神経痛
「手足がしびれたり、顔がなんだか痛い・・・」このような神経痛は更年期前後からよくみられるようになります。

神経痛にもさまざまな種類がある、と言われていますが、更年期以降みられるのは3つ。
三叉神経痛・坐骨神経痛・肋間神経痛
この3つは三大神経痛といわれています。

三大神経痛の症状

三叉神経痛三叉神経痛

こめかみから目・頬・口にかけてある3本の太い神経が三叉神経です。
この目・頬・口にかけて痛むのが三叉神経痛です。
つい先日、夫が三叉神経痛になったのですが、最初はものもらいかなと思っていたので市販の抗菌目薬を使っていたのですが、痛みが目の下から顎下にまでかけて広がった、とのことで、医師に受診したところ
ものもらいと、三叉神経痛、という診断でした。
三叉神経痛も結構痛いようで、痛みがひくまで1週間ほどかかりました。

坐骨神経痛坐骨神経痛

お尻から太もの裏、ふくらはぎにかけて走っている坐骨神経に痛みやしびれが生じます。
私は座骨神経痛持ちです。
私の場合は左足外側全体と足の甲がしびれている状態が続いているのですが
疲れがたまると、痛みもひどくなる、という感じです。

肋間神経痛肋間神経痛

肋骨に沿っている神経が何らかの理由で痛みが生じる状態で、完全に解明されていません。
私はこれまた、肋間神経痛も何度か経験あるのですが、
肋間から背中にかけての強烈な痛みが、ちょっと動くと走ります。
呼吸をしても激痛が走るので、ゆっくりちょっとずつ呼吸をするような感じで、寝返りさえもうてませんし、また寝ようと横になるのもかなり時間をかけて痛くないように・・・と祈りながら横になる、まさに激痛でした。
胸から背中に貫かれるような痛みは経験しないとわかりません。
肋間神経痛が治まると何事もなかったかのように動けるようになります。

神経痛の痛みの原因

神経痛の痛み、というと誤解が生じるかもしれませんが、原因となるものがいくつかあります。

神経の圧迫により痛みが生じるもの

神経痛は「周辺の骨や血管などが神経を圧迫し発生する」と言われています。
通常、骨や血管・神経は互いに干渉することはないのですが、何等かの理由によって骨や血管が変形し、神経を圧迫するようになります。

特に三叉神経痛は顔に存在している動脈が硬くなることで神経を圧迫する、と言われ
坐骨神経痛は椎間板が正常な位置から飛び出し、神経を圧迫する症状がよくあるケースのようです。

動脈が硬くなり、弾力が無くなった状態を「動脈硬化」といいます。

動脈硬化は悪玉コレステロールと活性酸素がいっしょになり発生します。
動脈硬化の予防や改善にはプラセンタの内分泌調整作用や活性酸素除去作用が有効です。

また、骨量の減少や骨周辺の筋肉が衰え骨を支えることができなくなったことがきっかけで骨の変形が起こるといわれています。
骨量増加や筋肉維持のためには適度な運動・日光浴・適切な食事と言われていますが、プラセンタはこのようなことにも効果を発揮してくれます。

プラセンタの作用

骨や筋肉強化に関与している内分泌調整作用、基礎代謝向上作用が効果を発揮
軟骨細胞や平滑筋細胞の増殖を促すインシュリン様成長因子が有効に働きかけます。

炎症が原因で神経痛を起こす場合

神経痛の一番の原因は上記のように骨や血管の変形から神経が圧迫されることです。
しかし、それ以外でも炎症が原因から神経痛に発展してしまうケースもあります。

ヘルペスウィルスが発生したあとで坐骨神経痛などが発生するケース。
これは炎症によって神経痛が起きているのです。
ヘルペスウィルスは神経を侵しやすい性質があります。

プラセンタは、この炎症に対しても効果があり、抗炎症作用で炎症を鎮め、神経痛に進行するのを防いでくれます。
ヘルペスは体の抵抗力が落ちているときに起こりやすいのですが、上にも書いたように、プラセンタには基礎代謝向上作用や疲労回復の作用など自然治癒力を高める働きがあるため、抵抗力を上げる働きもあります。
プラセンタに関しては プラセンタカテゴリーにて詳しく解説しています。