女性は更年期であろうとなかろうと、偏頭痛が持病としてある人が多いのですが
片頭痛以降はその数はさらに増加傾向になります。
その片頭痛には予兆や前兆があるのが特徴。
では、どんな予兆や前兆があるのでしょうか。
片頭痛の予兆・前兆
私は10代の頃から生理前になると片頭痛が起こるというPMSがあり
30代からは生理前などに関わらず、偏頭痛が頻繁に起こるようになりました。
つまり持病 ということですね。
そんな私の片頭痛の前兆は
あ~、、、目の奥がなんとなくぼーっとするな・・・という感じから始まり
首の後ろが重くなる、やたら部屋の臭いが気になってきたり。
すると大体2,3時間後くらいから頭痛が徐々に始まります。
また、ほかには1日前くらいから気分や行動の変化が起こるという不思議な予兆が起こる人もいるそうです。
具体例を挙げると
- 憂鬱感
- 逆にテンションが高くなる
- 落ち着きがなくなる
- 怒りっぽくなる
といった変化が起こりやすくなります。
このような症状が出て30分から数時間後に片頭痛が始まる、という経験は片頭痛持ちの方のうち約25%が経験していることなのだそうです。
また視力やバランス・動作などにも一時的な異常が起こり頭痛の発作前には強く起こるようです。
閃輝暗点(せんきあんてん)が起こることも
片頭痛の予兆・前兆とともに視界がキラキラっと光るように見える、
ジグザグな光線が現れ視野の片側または中心部が醜くなる
閃輝暗点という症状が現れる人もいます。
この閃輝暗点もつらい人は非常につらいようです。
このように予兆から前兆を経て偏頭痛が始まる人は少なくないのです。
偏頭痛は月に1,2度という人もいれば多いときには週に2,3回も起こる人もおり、これはつらいですね・・・。
痛みは数時間、ひどい場合には3日間継続し、頭の片側あるいは両側が脈打つようにズキンズキン・ドクンドクンと。
あるいはガンガンと痛み、本当にひどくなると吐き気さえも催すようになります。
(これでも薬を我慢していると 私の場合は下痢も始まります)
頭部を動かすとそれだけで痛みがひどくなり、音・光に敏感になります。
大きな音やまぶしさ(家の中の照明なども)を感じるような場所では頭痛がさらにひどくなります。
吐き気は片頭痛が起きた方の中で約90%の人にあらわれ、嘔吐は約1/3の人に起こるといわれています。
こめかみの血管の隆起、首の凝りや圧痛といった症状が起きたりもしますし、気分や集中力の障害が出ることも普通です。
片頭痛の予兆を感じたら、それ以上ひどくならないように
暗い部屋、音の静かなところで横になるようにしましょう。
それだけで回避することも可能です。
あまりにも片頭痛の頻度が高いようであれば頭痛外来に一度受診してみるのもよいかもしれません。