更年期前後からなんだか特に激しい運動をしたわけではないのに 強烈に疲労感が襲ってきて何もできない・・・
という声をよくききます。
特に週末 金曜日・土曜日あたりになると疲れる・・・
眠った後なのに疲れがまったく抜けない という人も多いのではないでしょうか。
強烈な疲労感も更年期の症状の1つ
更年期の症状 いわゆる更年期障害の症状とよばれるものがほかにも大きく出ているわけではなくても
更年期障害を起こしているといってもよいでしょう。
では、更年期障害では激しい運動をしたわけでもないのになぜ疲労感が出るのでしょうか。
更年期に体の中で起きていること
更年期に入ると体内の女性ホルモンの分泌の減少からホルモンバランスが崩れ、体中が混乱した状態になります。
この時にさまざまな形で表面に現れる症状は一般的に
更年期障害と呼ばれます。
しかし、更年期障害は表面に現れる症状だけではなく、臓器・心などを含めて体内で起こっているすべての混乱状態を示すもの。
表面上では大したことがないかのように感じても実は体全体で考えると全身に大きな負担がかかっていることになるのです。
更年期の疲労感の正体
上にも書いたように全身にかかる大きな負担が疲労感の基になるのです。
体自体は横になって休んでいても臓器は休むことなく1日中働いています。
そこにずっと更年期障害という負担がかかった状態で働き始めるために、ますます疲労感は溜まってゆくのです。
ですから、少し休んで横になったとしてもそれは筋肉などの疲労が解消されるだけで、疲労感の解消には至らないのです。
特に女性の更年期にはエストロゲンの減少は急激ですから、男性と比較しても非常に大きく負担がかかり、疲労感も比較にならないほどなのだそうです。
更年期の疲労感はいつになったら解消するの?
この疲労感。
実は更年期といわれる期間が終わるまでは多かれ少なかれ続きます。
更年期は45歳から55歳と一般的にいわれていますが、この10年間は女性ホルモンが少ない状態・減る状態から、その少ない状態から身体を再構築させて安定させるまでの期間。
ですから10年間は疲労感が続いてしまう・・・ということになります。
どうしても疲労感が苦しくて我慢できない場合
更年期障害は様々な症状が起こるため、ドクタージプシーになってしまいがちですが、年齢が45歳前後くらいから、それ以上でこういった疲労感が継続してつらい場合には婦人科で受診してみてください。
サプリメントを使うなら
疲労感に効果が期待されるのはローヤルゼリーです。
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ローヤルゼリーに含まれるデセン酸は女性ホルモンのエストロゲンに似た構造を持つ物質で、研究段階であるものの、更年期の諸症状に効果が期待されています。