更年期以降、喉に何かがつっかえる気がしてならない、異物感が気になる
こういう状態で悩む女性は急増します。

始めのうちは違和感だけであったのに、人によってはつばを飲み込むことでさえつらい、という状態になる場合もあります。
喉が狭くなったような感覚やごはんも喉を通りにくい。というようなことも。

更年期の喉の違和感とは

前述のような状態になると、さすがに病院にかかる人もいるのですが
「検査結果は異状なし」と言われてしまうことも多く、どうすればいいのかわからない。
と悩んでいる方がいるのも事実。

この喉の違和感。「のどが渇く」という感覚となり襲ってくることもあります。
咳が出やすくなる、乾いた咳が続く。

この喉の違和感の原因はなんなのでしょうか。

喉の違和感

この喉の違和感は40代後半くらいから増えてきます。
喉の渇き・異物感・喉の奥が狭くなった感じがする
という主症状で多くの場合、痛みにまでは発展しません。

更年期に喉の詰まり感が感じられる場合のほとんどは「ヒステリー球」なことが多いようです。

ヒステリー球の原因

喉の奥にモノが詰まった感じがすることから「球」がついていますが
この原因の多くがストレスや過労といったものから起こるため
ヒステリー球」と言われています。
正式名称は【咽喉頭異常感症】というものです。

名前の通り、喉が異常に感じやすくなるものです。

更年期にはストレスや倦怠感・疲労感に悩まされる女性が多く、
これらのことから喉の詰まり感を出してしまうのです。
喉の異物感がとれない、詰まっている気がするということから
耳鼻咽喉科や甲状腺の検査をしても「異常なし」と診断されることが多く
異常なしと言われてしまった場合にはこのヒステリー球を疑ったほうがよいでしょう。

ヒステリー球の場合には西洋医学的には精神科系の治療が行われることが多く
東洋医学では「サイボクトウ」が良いといわれています。
喉の詰まり感があり、耳鼻咽喉科や甲状腺の異常がない場合には
ヒステリー球を疑ってみてください。

漢方薬は即効性はありません。が、3か月から半年利用することで徐々に快方に向かってゆく、と考えられます。

参考までにですが、私の身内もヒステリー球とわかるまで
病院でいろいろ検査をしてもらっていました。
咽喉科、甲状腺がん、咽頭がんの検査など様々行いましたが
結局、どこにも異常がなく、更年期を過ぎていたため、唾液が減少していることと
ヒステリー球ではないかということで漢方薬を飲んでいます。
が、なかなか時間がかかるようですね。。。

ヒステリー球が原因ではない場合

まず見直してもらいたいのは呼吸方法です。

口での呼吸が増えてくると喉の粘膜が乾燥しやすくなりますよね。
更年期以降は知らず知らずのうちに口呼吸をする回数が増えてきます。
すると喉の粘膜が自分でも意識しないうちに乾燥してしまっていることによるもの。

口呼吸をしてしまう原因は、首回りや肩にかけての筋肉の衰え、こわばり、口周辺の筋肉の衰えと言われています。
自分が口呼吸をしていることに気が付いたらその首、肩、口周りの筋肉を鍛えることも症状を軽減する大切なポイントになります。

喉の違和感がストレスから起こる場合

喉の違和感はストレスが原因で起こる場合もあります。
喉の詰まりが気になって仕方がないという感情はさらに症状を悪化させてしまいます。

唾を飲み込むことが痛みを引き起こしてしまう時、無意識に水を摂取しているのではないでしょうか。
つまり、潤いが足りていないのだと体が認識している、ということ。
ですから、唾をたくさん分泌させることで喉の違和感が緩和されることもあります。
喉に刺激を与えない程度に梅干しやレモンといった唾が出る食べ物を摂ってみてはいかがでしょうか。

勿論、医師の処方を受けていないのなら、市販のサプリで対処するのも一つの方法です。大豆イソフラボンやビタミンEなどをサプリから摂取することは効果的だと思われます。ローヤルゼリーもおススメの一つです。

漢方薬にも効果がうたわれているものがありますが、漢方薬は合う・合わないがはっきりしてくるので効果が無いこともまれにあるようです。自分に合った方法を早く見つけることが、軽減のための大切なポイントです。

最後に、注意して欲しいことが一つあります。この喉の違和感は「食道がん」という病気でも起きてくる場合があるのです。自己判断はせずに、少しでも気になったなら、診察を受けてくださいね。