世界がふわんふわんと見えて立っていられなくなる
これが女性ホルモンの減少による【浮動性のめまい】
天井がぐるぐるとまわって見える回転性のめまいとは異なります。
脳の動脈の血流が悪くなることや、自律神経が司る平衡感覚の鈍りなどが原因。
過労が引き金になって起こることも多いため、疲れをためないことが大切。
平衡感覚を養うために軽い運動を続け、体の位置の変化に対応できるように慣らしておきましょう。
疲れているな・・・と感じたらゆっくり立ち上がるなど自分で意識してみましょう。
高血圧や低血圧、メニエール病などの可能性もあるため、症状がひどいときには医師に診断を。
めまいの症状がある人はいつもバッグや身近にアロマハンカチを
ハンカチにアロマを数滴たらして持ち歩くと、イザ!というときに役立ちます。
めまいのある人は、リフレッシュ作用の高い精油を使いましょう。
ペパーミントは乗り物酔いを抑え集中力を高める効果があります。
クラリセージやバジルは気つけ効果が高く、ストレスによる神経の疲労を和らげてやる気を引き出してくれますよ。
めまいが怖い人は寝たままの腹式呼吸で気持ちを落ち着けて
めまいがいつ起こるかわからない、不安という人は寝たままの腹式呼吸をしてみましょう。
できるだけ腰を浮かせないようにして横になり、胸を開いておなかに手を当て
おなかを膨らませながら鼻から息を吸い込み、4つ数えます。
ゆっくり口から行きを履いておなかをぺちゃんこにして6つ数えます。
両肩を床につけておへその形を立てに意識するのがポイントですよ。
めまいのある人の漢方薬は水毒と末梢の血液を改善するために
漢方ではめまいや立ちくらみは身体のどこかに水が偏っていることが原因、と考えられています。
水毒を改善する漢方を利用してみましょう。
体力がなく、手足が冷えやすい人は当帰芍薬散を。
当帰芍薬散には、末梢の血流を良くするため、むくみや肩こりも楽に。
ホルモンバランスを整える効果もあります。
めまい・立ちくらみがある人のツボはここ
めまいがする人は神経の興奮を抑えて自律神経のバランスを整えるツボがおすすめ。
クラっときたら安静にして、内関(ナイカン)を反対側の親指で押してもみましょう。
内関は乗り物酔いのツボでもあり、徐々に気分が落ち着いてきますよ。
完骨(カンコツ)も神経の高ぶりを抑え、大衝(タイショウ)をお風呂ではよくもみましょう。
女性ホルモンの変化に対応してくれますよ。