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自律神経が乱れることによる病気というと
自律神経失調症がすぐに頭に浮かびますよね。

そして更年期障害の症状も自律神経系の症状と言えるもの。

しかし自律神経の乱れから起こる病気は、自律神経失調症だけではありません。
自律神経の乱れが引き起こす4つの病気について解説していきましょう。

自律神経の乱れ⇒メニエール病に

自律神経の乱れが原因から起こる病気の代表例としてメニエール病があります。(メニエール氏病とも言いますね)
メニエール病は、めまい・難聴・耳鳴りといった症状が現れる病気。
耳鼻科で治療をすれば比較的簡単に治ります。

が、治療が遅れると難聴になってしまったり、耳鳴りが残る可能性もあります。
「めまいから天井がぐるぐるとまわって見える」という症状が出ていたら早めに治療を受けるようにしましょう。

自律神経の乱れ⇒神経性胃炎に

急性神経性胃炎は非常に痛いです。
私は2回ほど経験していますが、とにかく急性は痛い。

神経性胃炎とはストレスが主な原因となる胃炎で、ストレスから自律神経が乱れ胃炎となるのです。
ストレスを受けている胃をレントゲンで見たことがありますが、すごいですよ。
胃が変形するんです。
それほど影響を与えるストレスは神経性胃炎を起こし、胃痛、胸やけ、気分の落ち込みといった症状が出ます。

病院で治療を受ければ、比較的簡単に治癒するため、過度な心配はいりません。
ストレスを溜めない生活、ストレスが溜まったら発散する生活を
心がけるようにして予防をはかってくださいね。

本当に、、、、急性神経性胃炎は痛いんです・・。
あまりにも痛すぎてラマーズ法で痛みを逃したほど痛いです。
私の場合は2回とも夜に起きたんですが、まず胃が痛い・・・から始まって
差し込む痛みに代わり、次に下痢と吐き気が襲ってきます。
救急外来で痛みどめの点滴を受ければすぐにでも痛みは治まるらしいので、急性胃炎になったら即病院に行きましょう!

自律神経の乱れ⇒過呼吸症候群に

自立神経が乱れると、過呼吸症候群になることがあります。

女性に多い過呼吸症候群は、呼吸が上手にできなくなり、手足のしびれやめまいといった症状が起こります。
ビニール袋や紙袋を利用し、呼吸することで症状は治まるのですが
突然起こるため、なった本人は非常につらいし、いつ起こるかわからないという不安から
さらにストレスを抱え過呼吸症候群になりやすくなってしまいます。

ストレスと書いたその通り、過度なストレスが原因から発症することが多いためストレスをできるだけためないようにしましょう。
とはいえ、ストレスを溜めないのはなかなか難しいもの。
ストレスの発散方法も見つけておくことが大事です。
リラックスできる時間を作りゆったりと過ごすことも大事ですよ。

自律神経の乱れ⇒冷え性に

自律神経の乱れは冷え性の原因になります。

女性は元々冷え性の人が多いので、「冷え性?大丈夫、慣れてるから」なんて思ったら大間違い。
年齢を重ねてくると、冷え性になるだけで夜眠れないほどになってしまったり
免疫力が低下し病気にかかりやすくなったりします。
さらに、更年期女性は冷え性が原因からホットフラッシュを引き起こしてしまうことも大いにあるのです。
冷え性くらいで・・・などと思わず、自律神経を整えるようにしてくださいね。
⇒参考記事はこちら:更年期のホットフラッシュ もしかして冷えのぼせかも?冷えのぼせの対策と改善方法

このように、自律神経の乱れから起こる病気はたくさんあります。
更年期にはどうしても自律神経が乱れがちですが、生活習慣を整えストレスを溜めないように心がけていきましょう。