更年期ともなると気になるのが顔のシミ。

若い頃できた傷はすぐに治りますが、30代後半を超えると、傷はシミになって変化してしまいます。

そこで有効なのがプラセンタ。ではなぜ、シミ対策にプラセンタが有効なのでしょうか?

シミの仕組みとプラセンタ

シミの仕組みについてまず書いてみましょう。

シミはみなさんもよく知っている「メラニン色素」が皮膚に沈着してできるものです。
皮膚は表皮と真皮の2重構造でできていますが、その下の皮下組織と結合しています。
表皮は汗腺と皮脂腺の出口があるだけで神経や血管は通っていません。
ですから、痛みや血が出る、という場合には真皮にまで刺激が通じた場合なのです。
表皮では古い細胞と新しい細胞の入れ替え、つまり新陳代謝(ターンオーバー)がとても盛んです。

Skin

上の図のように皮膚は成り立っています。

表皮

0.1~1.0㎜の厚さで、角質層、透明層(手のひら、足の裏、手足の指の腹面だけにあります)
顆粒層、有棘層、基底層の4~5層で作られています。
特に角質層は厚さ0.05mmながら温度や湿度、紫外線、細菌などから皮膚そのものを守るバリア機能を持っています。
バリア機能が低下することでシミや乾燥、炎症過肌などを招きやすくします。

真皮

0.1~3.0㎜の厚さでコラーゲンやエラスチンといった線維によって形成されています。
肌の弾力やハリを保つ部分で、毛細血管を通して表皮に栄養分や酸素を送り込み、老廃物の排泄を行うことで皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)に関与しています。
発汗によっても、老廃物の排出が盛んに行なわれます。

皮下組織

皮膚と、筋肉や骨などの内部組織をつなぎ合わせています。

メラニン色素のできる仕組み

では メラニン色素はどのようにしてできるのでしょう。

メラニン色素は表皮のもっとも奥底にある基底層で作られます。
紫外線を浴びると基底層に点在するメラノサイトという色素細胞が刺激されます。
するとメラノサイトの中に存在しているチロシナーゼという酵素が働きメラニン色素が作られてしまうのです。

メラニン色素は現代ではまるで悪役のように言われていますが、本来、真皮以下の組織を紫外線から守るために作られる、いわば生体防御なのです。
日焼けをするとメラニン色素のせいで黒くなるのではなく、大量の紫外線から肌を守るためにメラニン色素がたくさん作られ、表皮にメラニンの層を作る結果なのです。

通常、メラニン色素は絶えず作り出されているのですが、作り出され、表面まで押し上げられては剥がれおちる一定のバランスを保っているのです。

ここで問題なのは、メラニン色素が過剰に作られたり、メラニン色素がなかなか剥がれおちないためにメラニン色素の産生と排出のバランスが崩れることです。
このようなときにメラニン色素が特定箇所に居座ってしまうためシミとなってしまうのです。
日焼けの後でシミになってしまうのも、こうしたバランスの乱れからのことなのです。
skin

プラセンタがシミに効果が高い理由

このようにメラニン色素がシミを作ってしまう原因として作用しているのですが、
プラセンタはシミの予防や改善に対して有効に作用することが確認されています。

プラセンタでシミを予防

26fb195e24bdc39a506402ae876d4985_sシミの最大の原因はメラニン色素が過剰に作られることにあります。
メラニン色素は紫外線によってメラノサイトが刺激され、シロチナーゼが働いて初めて作られます。
紫外線をたくさん浴びると表皮細胞に活性酸素が大量に発生します。
この大量な活性酸素は皮膚を酸化し、炎症を引き起こしやすくしてしまいます。
この炎症が色素細胞を異常に刺激しメラニン色素をたくさん作ってしまうことにつながるのです。

プラセンタは活性酸素を除去、さらに抗炎症作用もあります。
このような作用からシミの抜本的な原因を取り除くことができます。
結果メラニン色素の生産量を正常化することができるようになります。

プラセンタとターンオーバー

プラセンタには新陳代謝(ターンオーバー)を高める作用があります。
その作用はメラニン色素の排出を促し、メラニン色素が居座ることを防止します。
シミ=すでに居座り続けているメラニン色素 の排出さえも盛んにしてくれるので
シミを薄くする、消すといった効果がみられます。

ターンオーバーの周期は28日間、と言われていますが、ターンオーバーが乱れ皮膚の再生能力が低くなるとメラニン色素もなかなか排出されにくくなります。
年齢を重ね更年期にさしかかってくるとターンオーバーも乱れ始めるため、シミが増えてくる人も多いようです。
そのときに使いたいのがプラセンタです。

プラセンタは基底層に働きかけて新陳代謝を高めることでターンオーバーを正常化します。
そしてメラニン色素を含む細胞を外に押し出すのに効果があるのです。

プラセンタでできてしまったシミを除去

メラニン色素が過剰につくられ表皮からこぼれてしまい真皮に沈着してしまうことがあります。
この場合できたシミはなかなか取れづらいのですが、ここでもプラセンタは強い味方です。
プラセンタには血行促進作用があり、真皮の新陳代謝を高め、真皮のメラニン色素の排泄に有効に働いてくれます。
プラセンタを利用することで頑固なシミが薄くなった、消えた という声も少なくありません。

プラセンタでシミ対策のまとめ

このようにプラセンタは表皮 および 真皮のメラニン色素の生成を抑え、メラニン色素を含む細胞の排出を促す作用も発揮します。
このことからシミの予防・改善に効果を発揮します。

さらにプラセンタが色素沈着を防ぐ効能は「シミ」だけではなく
肌を白く保つ美白にも大きな効果を表します。

更年期障害、プレ更年期障害の治療でプラセンタ注射を打っている方の多くの方が
体調がよくなっただけではなく、肌が白くなった という声も聞かれるのです。

美白化粧品の多くものにプラセンタは含まれていることから、
プラセンタはシミ・美白に大きな効果が期待できることがわかります。