更年期になると増える不眠症。

不眠症の改善には、生活習慣や睡眠環境の改善をすることでも有効です。
不眠症まではいかないまでも、以前より寝付きが悪くなった・眠りが浅いという人は生活習慣や睡眠環境の改善を試みてみましょう。

不眠症の多くは「一過性」と言われています。
慢性的に不眠を強く感じる・睡眠中のいびきが激しい・呼吸が停止する・足がぴくつく・むずむずする・十分に寝ているはずなのに日中眠気がある
このような場合は病院での診察をおすすめします。

不眠症の改善方法

不眠症の改善方法その1・・・8時間睡眠にはこだわらない

必要な睡眠時間というのは個人差があったり、季節でも変化します。
例え短い睡眠でも、その人が満足に睡眠できていれば問題はありません。
また、年齢を重ねると必要な睡眠時間は短くなる傾向があります。
日中眠気がなく、夜短くても満足に睡眠できていればよいのです。

不眠症の改善方法その2・・・就寝時刻にこだわりすぎない

若い人は、10時から2時には布団に入ることが理想とされています。
これは成長ホルモンが10時から2時に分泌されるためです。
しかし、年齢を重ねてくると、睡眠時間が短くなる傾向があるので、
満足な睡眠をとるには眠くなってから床に入るのが一番なのです。
眠くもないのに眠らないと!と思い床に入ると頭がさえて寝つきが悪いこともあります。
早く寝れば早起きできるわけでもないのです。

不眠症の改善方法その3・・・光を利用することで体内時計を調整する

不眠症や睡眠障害がある人に効果がある、と言われているのが
光の利用です。
目が覚めたら日光を取り入れ体内時計のスイッチをオンする。
就寝中は照明はつけない、もしくは明るすぎないようにします。
夜眠くなる時刻を決めるのは就寝時刻ではなく朝、おきたときに光にあたる時刻であることが
わかっていますので、光を利用し体内時計を調整しましょう。

不眠症の改善方法その4・・就寝前は、刺激物を避けてリラックス

就寝前4時間はコーヒーや紅茶といった刺激物や就寝1時間前の喫煙は避けましょう。
コーヒーや紅茶にはカフェインが入っていますから、気持ちよく睡眠をとるためには、カフェインは避けましょう。
また、自分なりのリラックス方法でリラックスしましょう。
軽い読書や、やさしい音楽などがおすすめ。
入浴や運動は、かえって目がさえてしまうことがあるため、入浴するのであればぬるめの温度で。
運動も軽いストレッチなどでやめておきましょう。

不眠症の改善方法その5・・・規則正しい起床

早起きは早寝につながりますよ。

不眠症の改善方法その6・・・生活習慣と運動習慣

朝食はきちんと同じ時間に摂りましょう。
朝食は心と体、両方を目覚めさせるためには重要です。規則正しい時間に食事を摂ること。
運動習慣は気持ち良い睡眠を促してくれます。

不眠症の改善方法その7・・・昼寝は就寝15時間前の20~30分

長い昼寝はぼんやりとしてしまいますし、夜寝付けなくなる原因にもなります。
どうしても昼間眠くなってしまうのであれば30分程度にしましょう。

不眠症の改善方法その8・・・眠りが浅い人は積極的に遅寝早起き

寝床で長く過ごし過ぎると熟睡したという満足度が減ってしまいます。

不眠症の改善方法その9・・・睡眠薬代わりに寝酒はしないこと

アルコールは依存度が高く、睡眠効果が徐々に低下していきます。

>>更年期の不快な症状を改善する 更年期サプリメント一覧はこちら