更年期の症状でもとっても不安になる症状。
それが「生理の出血がいつまで経っても止まらない」
という症状。
生理は来なければ来ないで気になるものですが
あればあったで「早くおわんないかな・・・」と思うもの。
それが10日も2週間もだらだらと出血が続いてしまうと
体だけではなく精神的にも「どうしちゃったの???」と不安が募りかなりつらいことになりますよね。
更年期に生理の出血がいつまでも止まらない
更年期で生理の出血がいつまで経っても止まらない、ということは
体内から毎日それだけ血液が失われている、ということでもあります。
貧血症状に進行してしまうこともあり、中には出血が止まらないだけではなく
下腹部痛や腰痛・生理痛が治まらない、という女性もいます。
このような生理の出血が止まらない場合には、素人が自己判断することは非常に危険です。
婦人科を受診し、医師の診断を受けましょう。
更年期に生理の出血が止まらない場合に考えられるのは婦人病
更年期に生理の出血が止まらない・・・ということで検査をすると
一番多く診断されるのが【子宮筋腫】です。
子宮筋腫を放置し生理の出血が止まらない、という状態を長期間見過ごしていると、貧血が悪化し、子宮筋腫を取り除くための手術が貧血のためにできなくなる恐れがあります。
その場合、造血剤で貧血症状が治まるまで待ち、その後手術と、つらい期間が長くなってしまいます。
更年期の生理の出血が止まらない症状のほとんどは
ホルモン分泌のバランスの崩れ、ですが意外と多くあるのが【ポリープ】です。
ポリープの大きさや発症箇所、種類にもよりますが
軽度の場合には経過観察、ということで特に治療することはなく、経過を診ることとなります。
最近では内視鏡を使いポリープを切除する方法もあります。
内視鏡での除去は体の負担も少なく、入院も必要ではないことが多いので
比較的、内視鏡での手術を希望される方も多いようです。
*医師と相談の上、ですが。
現状の生理がいつ来たのか、ここ数か月はどうであったか
といったことが必要となります。
毎月、いつ生理が来ているのか、程度は把握しておきましょう。
できれば基礎体温をつけておくとなおよいですね。