40代を過ぎたら生理痛がひどくなった、という女性が増えています。
生理痛に個人差はあるものの、生理痛のつらさはなかなか理解してもらえない
ということも悩みになっている人も多いんです。
生理痛の仕組みの前にちょっとだけ生理の仕組みについて触れておきます。
生理の仕組みとは
生理は女性の体のDNAに仕組まれている機能です。
【産む性】として、赤ちゃんを宿し十月十日、子宮の中で育てる、という大切な目的のためにあるものです。
生理には赤ちゃんのために子宮内の状態を整えるという目的があります。
子宮内膜は赤ちゃんを宿した時に柔らかなベッドで包み込んであげるためのものです。
つまり受精卵が着床したときに居心地を良くするためのものです。
このベッドは毎月整えられます。
毎月妊娠はしませんから、ある程度時間が経過し【妊娠はしていない】という判断が降りると用意されたベッドは不要になります。
不要になったベッドは体外に排出されます。
これが【生理】です。
生理痛はなぜ起こるのでしょうか
ふかふかのベッド状態になっている子宮内膜は妊娠しなければ必要がないと判断され、少しずつ剥がれ体外に排出されます。
剥がれるときに出血を伴うため、生理には出血があるのです。
生理痛には個人差があるものの、子宮内膜が剥がれるときには痛みを伴います。
そこで起こるのが【生理痛】です。
このとき【子宮内膜症】があると、また別です。
子宮内膜症は子宮以外の場所にも子宮内膜が作られている病気です。
正常な子宮内膜は妊娠していない、と判断されれば自然と排出されます。
子宮内膜症の場合には他の部位で生理と同じ現象が起きても生理痛になります。
子宮内膜症は激痛を伴い日常生活に支障をもきたしてしまうことが多々あります。
生理痛と女性ホルモンの密接な関係
婦人系の病気が生理痛の原因となることがあります。
上でも述べた子宮内膜症も同様です。
しかし、特に病気ではないにも関わらず生理痛が重い、という女性もたくさんいるのです。
ひどい場合には起きていることさえも困難になり、寝込んでしまう人もいるのです。
個人差はあるものの、初日から2,3日目は経血量も多くなるため、生理痛も重くなりがちです。
このような生理痛は女性ホルモンのエストロゲンが大きく関与しています。
エストロゲンは40代に入ると、20代、30代と比べガクンと分泌量が減少します。
これは閉経に向かっているための身体の準備の一つ。
エストロゲンの分泌量が減少すると自律神経にも影響が及びます。
自律神経が影響を受けると、ストレスがたまりやすくなります。
ストレスがたまりやすくなると血行不良が起こり、体が冷えるようになります。
体が冷えると内臓や体の機能も低下してしまうため生理痛が起こりやすくなるのです。
まさに負のスパイラルですよね。
生理痛がひどいとき、気温が低いときにお腹に手を当てて温めると生理痛が緩和されるのは、血行が良くなり、子宮や卵巣の機能が正常になるためなのです。
生理痛が更年期に近づいた40代にひどくなった
更年期にはエストロゲンが減少してゆくため、若い頃にはなかった生理痛が
【急にひどくなってきた】ということもあるのです。
生理痛を軽くする方法はずばりエストロゲンです。
エストロゲンをほかの形で補うことで生理痛を軽減することも可能なのです。
しかし、ホルモン剤などを使うと副作用もあるため、簡単にオススメすることはできません。
そこで役立つのがサプリメントです。
サプリメントの中でも女性ホルモンを調整する作用があるのが
マカ・プラセンタ・イソフラボンです。
マカには女性ホルモンを整える作用があるため、妊娠を希望している女性にも人気ですし、PMSの症状がある方にも人気です。
またプラセンタにも調整作用があるため、クリニックでも利用されているほど更年期の症状の緩和に向いているものです。
近年では、イソフラボンを女性ホルモンに似た作用として摂りこむためには体内でエクオールというものに変換されなければ、その働きが発揮することができない、ということがわかりました。
エクオールは日本人女性の2人に1人しか産生能力がない、と言われています。
そのため、大豆食品を積極的に摂ったり、イソフラボンサプリを摂っていても、エクオールが産生されていなければイソフラボンはただ体内に吸収されて終わってしまいます。
ですので、エクオール自体を摂る方が効率的で確実です。
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サプリメントなら1日に1錠~2錠を水で飲むだけでいいから、とても簡単です。薬ではないから副作用の心配もありません。