更年期に入ると、生理なのか生理じゃないのかわからない不正出血以外に
生理が終わらない、止まらない という症状がよくみられます。
私も経験者の1人です。
生理は来なければ来ないで気になりますが、それが10日も2週間も続けば逆に
「私の体どうしちゃったの???」
「この生理いつ終わるの???」
と非常に不安になります。
どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。
更年期に入って生理がいつまでも止まらない
今まで順調に定期的にきていた生理に更年期に入ると突然生理不順が起きたり、生理以外の不正出血などいろいろな生理を経て閉経に向かってゆきます。
更年期の生理は稀発生理になったり、頻発生理になったり長引くこともありますが、ほかの病気ではないとは言い切れません。
そこが厄介なところですよね。
一番の原因として考えられるのはやはり更年期によるホルモンの分泌バランスが崩れていることです。
更年期に生理が何日も続く場合には、排卵がないことが考えられます。
いわゆる無排卵月経です。
何日も生理が続けばそれだけ体内から血液が失われている、ということでもあり
貧血を起こしてしまうこともあるので、生理が10日以上続いたなら
婦人科に受診することが一番です。
更年期に生理の出血が止まらない場合に考えられる婦人病
更年期に生理の出血が止まらない、生理が終わらない場合に考えられるのは
【子宮筋腫】です。
ただ、これも個人差があるようで、私の母が子宮筋腫でしたが
生理が長引く、出血が止まらないのではなく
生理の経血量が異常に多い日が3日くらい続き、生理は1週間程度で終わるというものでした。
が、1か月半に1度生理が来るという頻発月経になっていたようです。
次に考えられるのが
【ポリープ】です。
ポリープは大きさや発症箇所・種類にもよりますが
軽度の場合には経過観察、ということで特に治療をせず様子を診ることとなります。
最近では内視鏡を使いポリープを切除する方法もあります。
内視鏡での切除は身体の負担も少なく入院も不必要なことから比較的、医師と相談し内視鏡手術でポリープを切除する女性も多いようです。
更年期の期間に生理による出血が止まらない、ということで医師に相談する場合
現状の生理がいつ来たのか、ここ数か月はどうであったか
といったことが必要となります。
毎月、いつ生理が来ているのか、程度は把握しておきましょう。
できれば基礎体温をつけておくとなおよいですね。
生理が止まらない・終わらない 私の経験
つい先月、私も生理が2週間以上続くという経験をしました。
それまで生理はきちんと月に1度。
若干、生理周期が短くなってきたかな~??という程度でしたが
それは突然きました。
生理予定日よりも5日ほど早かったので
以前、1度だけあった不正出血かな?と思ったんですね。
その時は不正出血がちょっとだけあって、以後出血はなく1週間後生理がきました。
なので、またそれかな~?と思っていたのですが
違いました。
最初は不正出血程度のものが10日ほど続きました。
その間に生理予定日があったので、ん~、、、、これは生理なのかな、、、、
悩みながらも経血量はその10日は本当に少ないものでした。
が、10日過ぎたころから、生理特有の腰の重さ、下腹部痛が起きてきて
経血量も生理と同じくらいになりました。
そしたらそれはそれで不安ですね~・・・
「これ生理なのかな?この出血量がいつまで続くんだろう・・・」
と。
さすがにのんきな私も不安になったのですが、結局16日くらい出血があって終わりました。
こうなるとですね、基礎体温も何もあったものではないですね。
終わったはいいけど、次の生理はあるのか?
いつくるのか?
と思っていたら、生理が終わったちょうど1ケ月後にまたきました。
こうして更年期にはさまざまな生理が起こるものなのだな~と実感しています。
本当だったら婦人科に行くべきだったんだと思うのですが
ついつい日数だけ過ぎてしまいました。
次にこのようなことが起きたら婦人科に行こうと思います。