閉経するまでの期間や閉経の仕方はだれしもが同じというわけではありません。
個人差があり、人それぞれです。

閉経前後の生理は、本来の生理よりも排卵性のものが多く、
生理自体は完全に閉経状態になっていたとしても排卵性のもので生理のようなものになってしまうことがあります。

生理が完全に来なくなって一年「やっと閉経した」と思っていても、それから1,2年経過してから排卵性の出血があったりすることもあります。
50代ともなれば卵子の着床は難しいものではありますが、妊娠を望んでいなければ万が一のことを考え注意は必要になります。

komatta_woman生理期間が長くなり、一か月続いた後3カ月生理が来ていません
(40歳代女性福岡)*当サイト実施アンケートより
komatta_woman少量の血液がだらだらと1ヶ月程続き、止まった後、間が1ヶ月ほど空き、また正常に戻リました。通常は26日周期でした。その後、また1ヶ月ほどありません。間もなく閉経でしょうね。
(50歳代女性神奈川)*当サイト実施アンケートより

閉経に至るまでの生理と基礎体温9パターン

更年期,基礎体温

閉経までの生理パターン その1

普通に生理が月に一度あったにも関わらず、突然完全に閉経してしまうケース。
ごくまれですが、突然閉経することもあるそうです。
この場合基礎体温は低温を保ちます。

閉経までの生理パターン その2

生理の時の経血量が多く、生理の周期がどんどん短くなり閉経する。
この場合の基礎体温は高温期が短いものになります。

閉経までの生理パターン その3

経血量が少なく、生理周期は短くなったり不規則になり、その後閉経する。
この場合の基礎体温は低温を保ちます。

閉経までの生理パターン その4

生理が来なくなり一年経過後(これが本来は【閉経】です)
1,2年後に何度か生理が復活してしまうことがごく稀にあります。
この場合の基礎体温は低温が続いていたあとで高温期をしめすものとなります。

閉経までの生理パターン その5

閉経したと思っていたにもかかわらず、少ない出血が時々ある。
この場合の基礎体温は低温を保ちます。

閉経までの生理パターン その6

閉経後に時々少量の出血があり、その出血が止まらない。
この場合の基礎体温は低温を保ちます。

閉経までの生理パターン その7

排卵性の出血により小量な出血があり、長期間続くうちに元の生理よりも経血量が増加する。
この場合の基礎体温は低温を保ちます。

閉経までの生理パターン その8

経血量が一定せず基礎体温は経血量が多いときには高温
経血量が少ないときには低温

これは排卵性の出血と通常の生理が混じる場合に起こります。

閉経までの生理パターン その9

少ない一定量の出血が規則的、不規則的に繰り返しある

閉経までの生理と基礎体温 まとめ

閉経までにはパターンがあるとはいえ、9パターンもあるということは
それだけ個人差があるもの、ととらえてください。

基本的には生理の間隔、経血量が今までと明らかに異なり始めたら
閉経のサイン ととらえて間違いないと思います。