更年期と言われる年齢は45歳から55歳。
この10年間の間でしばらく生理が来ない というときに疑われるのは
【妊娠】か【閉経】ですよね。
更年期の年齢でも妊娠する可能性はある?
閉経と妊娠の違いって何?
といった疑問について、ご紹介します。
「閉経or妊娠?」 更年期でも妊娠の可能性はゼロではありません
更年期だから妊娠しない ということはありません。
実際、私のいとこは47歳(48歳間近)で妊娠、出産しましたから。
50代になって妊娠して出産した方もいるのです。
もちろん、20代、30代と比べれば格段に妊娠する確率は下がります。
が、卵巣から卵子が排卵されている限りは常に妊娠の可能性はあるのです。
生理が来ない というときに妊娠の可能性のある出来事があれば、妊娠の可能性は否定できません。
まずは「更年期の妊娠は閉経していない限りあり得る」ということだけは頭においておきましょう。
ただし、更年期に生理が来ない場合に妊娠意外に疑われるのは閉経です。
閉経の場合、徐々に生理の間隔が長くなる、または生理の間隔が短くなったり長くなったりして不定期な生理になってゆき、1年以上生理がこない状況になって はじめて閉経した と判定されるのです。
今までの生理の状況を振り返ってみて、今回生理が来なくなるまでに、生理周期が短くなったり、長くなったりといった生理不順はありましたか?
生理不順が続いていたのであれば、妊娠よりも閉経しつつある可能性が高い
と言えるでしょう。
更年期にさしかかったら生理ダイアリーをつけておくと安心ですよ。
本当に閉経していたら 妊娠はありえないので、ダイアリーをつけておきましょう。
本当に閉経したなら、「妊娠」はあり得ません
閉経は卵巣に卵子がなくなり排卵しなくなった状態。
本当に閉経したのであれば、いくら性行為があった、としても妊娠することはありえないのです。
ごくまれに
1年以上生理が来なかったけど妊娠した というケースがあります。
これは閉経したのに妊娠したわけではなく、閉経をしていなかった、というのが本当のところでしょう。
1年も開いたのに?と思われるかもしれませんが、ごくまれにこういうことはあるのです。
閉経は本当に千差万別で症状も経緯も個人差が大きいのです。
「閉経」は、卵巣に卵子がなくなった状態です。つまり、本当に閉経したら、いくら性行為があったとしても、妊娠することはあり得ません。
もし、いま妊娠を望んでいないのであれば、いくら更年期だからと言っても、油断は禁物です。相手の理解を得て、避妊に努めるように心がけましょう。
少しでも妊娠の可能性があるなら、早めに病院で検査を!
更年期に生理の間隔が数か月開くのは珍しいことではありません。
が、妊娠の可能性も捨てきれない という場合には早めに病院で検査をすること。
妊娠検査薬を使ってみるのもよいでしょう。
万が一妊娠している場合には、早い人では5週目あたりでつわりやお腹の張りが出始めます。
高齢出産は若い頃と比較してリスクを伴うため
出産を希望するのであれば、早いうちからのケアが必要。
出産できないのであれば、早めに妊娠検査を受けたほうが良いでしょう。
また、閉経が近づいているのかどうかも、病院の血液検査で調べることができます。