更年期,おりもの
おりものは女性にとってあって当然のもので疲れやストレスにさらされた時や妊娠時は当然ですが、更年期にもやはり変化があります。

更年期でもおりものが多少増えるのはさほど問題はないのです。
しかし、病気が疑われるおりものが心配ですよね。

放置せず、すぐ婦人科に受診しましょう

病気が疑われるおりものは、おりものの色やにおい、状態の変化やかゆみを伴うとき。
免疫力の低下や抗生剤の服用によってカンジダ膣炎や細菌性膣炎を引き起こしている場合にも状態の変化があります。

特に心配なのは性感染症。
変化を感じた時はもちろん、症状があまりないこともあるので年に一度は婦人科検診を受け、その際にはおりものの検査もと追記して受診してみましょう。

こんなおりものは病気を疑って!

女性にアンケートをとったところ、おりものの異常が心配と悩んでいる女性はなんと50%にも及びました。
おりものは、自分でもよくわからないことがありますよね。
こんなおりものがあったら病気を疑ったほうがよいでしょう。

量が多い

排卵期におりものの粘性が増して増えるのは正常な変化。
しかし、性感染症の「淋病」などにかかったときにも、おりものの量が増えます。

色がおかしい

緑がかっているときは性感染症の「クラミジア感染症
水っぽく灰色がかっているときはストレスや疲れなどによる「細菌性膣炎
黄色から緑のときは性感染症の「淋病」の場合も。

細菌性膣炎は更年期女性に非常に多い膣炎です。婦人科で治療すればすぐに治りますから、即婦人科へ。

白くポロポロしている

白っぽくポロポロとカッテージチーズのようなおりもので、膣や外陰部にかゆみや痛みがあるときは「カンジダ膣炎」が考えられます。
私は昔、本当にカンジダにかかりやすく、疲れている時やストレスがたまっている時、体力や免疫力の低下や風邪をひいて抗生剤を服用した時にもかかりました。

セックスをしていなくてもかかる可能性がある膣炎では代表的でしょう。
カンジダも婦人科に行けば即治りますが、行かないと悪化する一方になります。

痒みもひどければ痛みは悪化して熱を帯びたような感じになり、トイレに行くのもいやになるほどになってしまうので、これまた即婦人科へ行きましょう。

血が混じっている

排卵期や生理前に少々血が混じるのは正常。
ただ茶褐色のおりものが続くとは、子宮や卵巣のがんなどの病気による不正出血の疑いがあります。

におう、泡立っている

緑がかった黄色で泡が混じったようなおりもので悪臭が強いときには、性感染症の「トリコモナス膣炎」の疑いがあります。
おりものの量が増え、外陰部にかゆみや痛みを伴います。

陰部のできもの

かゆみや痛みを伴うできものができてしまった!そんなときはストレスや疲労から免疫力が下がって細菌感染を起こしている場合と、性感染症の疑いの場合が考えられます。

いずれの場合も婦人科の受診が必要です。婦人科ではおりもの検査や血液検査によって診断のあとで塗り薬や膣剤、飲み薬などが処方されます。

【毛嚢炎】
陰部の毛穴に細菌が入り炎症を起こしたもの。直径2~3㎜大に赤く腫れることも。

【アテローム(粉瘤)】
皮膚の内部にできた袋に皮脂などがたまり固まったもの。アテロームは袋ごと取る手術をしないと完治しません。炎症を起こすと、袋の周辺が熱を帯びて赤く腫れます。こうなると切除が難しいので、早めに切除しておいきましょう。

【バルトリン腺膿腫】
膣の入り口にあるバルトリン腺の開口部が炎症を起こして詰まると、膣に粘液が溜まって腫れ、大きなものではくるみ大に。細菌感染を起こすと、座るときなどに痛みを生じる。

【性器ヘルペス】
外陰部や膣の入り口に水疱ができてつぶれ、潰瘍になる性感染症。単純ヘルペスウイルスによります。
痛みや発熱を伴い悪化すると排尿も困難に。ストレスや疲労により再発しやすいので要注意。

【尖圭コンジローマ】
陰部や肛門に直径数ミリ~数センチのいぼができる、性感染症。
カリフラワー状になることも。ヒトパピローマウイルスが原因で皮膚や粘膜の傷口から感染する。