男性の40代以降は、いわゆる「働き盛り」で社会的にも重要な責任を持ち、人生の中ででもっともストレスが高まる時期です。
サラリーマンなら管理職として・社内のリーダー的な役割として、重責を担うことも多々あるでしょう。
しかし、一方でリストラの恐怖もおそってきます。そろそろ定年も現実的な視野にはいるようになってくるでしょう。
また、お子さんが巣立ち、夫婦二人の生活は孤独感や疎外感、また夫婦のすれ違いなどを深刻に感じることも増えてきます。
さらに体力の衰え、老後の不安なども悩みとなってくることでしょう。
最初の更年期は40代前半にやってきます。
中でも、仕事をさぼることもなく、まじめにがむしゃらに仕事をするタイプの人は、更年期障害に陥りやすいようです。
次の男性の更年期のピークが60代前半です。
この時期は職場が変わる、仕事を辞める、今まで頑張ってきたことに対して「燃え尽き症候群」のようになってしまう、といったことが影響しているようです。
男性の更年期障害が、精神症状や身体症状としてあらわれることが多いのは、こうした仕事や家庭でのストレスが大きな影響をおよぼしていると考えられています。
男性の更年期障害が出やすい男性のタイプ
- まじめで几帳面な人
- 神経質な人
- がむしゃらに頑張る人
- アタマばかりで身体を動かさない人
- せっかちな人
- くよくよ考え込む人
- 生きがいや趣味のすくない人