男性の更年期障害の治療にも漢方薬が使われることがあります。
更年期の症状により、漢方薬の種類は変わってきますが、ここでは代表的な男性の更年期障害で処方される漢方薬を紹介します。

うつ状態・・・柴朴湯、抑肝散、加味帰脾湯、茯苓飲合半夏厚朴湯、補中益気湯
感覚器系障害(めまいなど)・・・苓桂朮甘湯、桂枝茯苓丸、半夏白朮天麻湯
のぼせ・ほてり・・・黄連解毒湯、八味地黄丸、桂枝茯苓丸、抑肝散加陳皮半夏
性機能障害(勃起不全 ED)・・・柴胡加竜骨牡蛎湯、補中益気湯、八味地黄丸

スポンサード リンク

漢方を使う前に注意しておきたいこと

男性の更年期の治療は原因が精神的なもの、肉体的なもの含め、とても複雑ですから、症状をきちんと薬剤師に伝え、自分の症状や体質にあった漢方薬を処方してもらうことが大切です。

自分の更年期の症状がよくわからない場合でも、きちんと薬剤師に更年期障害の疑いがあるということを伝え、処方してもらいましょう。

1人で悩んでいると、男性でも更年期障害の症状はどんどん進んでしまいます。
ホルモン治療を行うのか、漢方薬での治療を行うのか、すぐにでも医師と相談することをオススメします。