更年期に入り、たびたび心痛が起こる、
胸痛が起こるということはありませんか?
「もしかして心筋梗塞なんじゃ・・・」
と思っていると、数分後には痛みが治まる・・
という経験はありませんか?

もしかしたら、それは「たこつぼ心筋症」かもしれません。

たこつぼ心筋症

たこつぼ心筋症はエストロゲンの濃度の減少が原因ではないか、と言われています。
たこつぼ心筋症とは、心臓から血液を送り出す際に、左心室の下部が膨張したまま収縮しない病気です。

左心室の収縮異常のときの形がたこつぼに似ていることから
たこつぼ心筋症」と言われるようになりました。

たこつぼ心筋症は更年期の女性に多い病気で、身体的、精神的ストレスにより発症しやすい心臓病といわれています。
が、エストロゲンの濃度の減少が原因の1つである可能性が示唆されています。

たこつぼ心筋症は急性心筋梗塞症のような症状(胸痛や心不全など)があります。
心臓カテーテル検査では冠動脈の狭窄や閉塞異常を認めません。
たこつぼ心筋症の症状は、血流不足で胸の痛みや圧迫感が続きます。

通常1ヶ月程度の入院安静で治りますが、原因不明の突然死の中にたこつぼ心筋症が含まれている可能性も指摘されています。

和歌山県立医大の上山医師によると
たこつぼ心筋症は、更年期障害の症状を抑制するために行われる、エストロゲンの補充
つまり、ホルモン補充療法で、ストレスで誘発された左心室機能障害(特に頻脈)を抑制し、中央交感神経細胞におけるニューロンの活性を抑えることもできたそうです。
また、最近では、新潟大医学部の調査により、2004年の新潟県中越地震の直後、被災地の女性に、たこつぼ心筋症が多発していたことが明らかになったそうです。
*参考ニュース「たこつぼ心筋症 エストロゲン濃度の低下が原因:日経メディカルオンライン

私も実は、ストレスが続くと、寝る前や、安静にしているときに心臓がキューっと痛くなることがあり、もしかしたら、安静時心筋梗塞というものなのかな、と思っていたのですが、義母が通っている大学病院の先生に聞いてみたところ

「年齢からいって、心筋梗塞はまずないと思いますよ」

と言われたものの、やはりストレスが続くと痛くなるので、もしかしたら、たこつぼ心筋症なのかもしれない・・・と思っています。

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