139ce10d273d48fc3359c18de677cfc1_s更年期以降にかかってしまいやすい病気があります。

女性の場合、男性よりも臓器が多いためなのかわかりませんが、女性特有の病気も多く、現在、更年期という方は予防を心がけましょう。

まずは、子宮体がん、卵巣がん、卵巣膿腫、子宮下垂、子宮筋腫、子宮脱、乳がんなど、本当に女性特有のものですね。
ほかにも、動脈硬化、心筋梗塞、狭心症、高血圧症、高脂血症、バセドウ病、膀胱炎、糖尿病、萎縮性膣炎、骨粗しょう症などです。

更年期にかかりやすい病気

女性ホルモンの減少から、更年期以前よりも上記のような病気に罹りやすくなるため、定期的に健康診断を受けるようにしましょう。
中には、自覚症状があまりない病気もあるため、少しでも体調に不安、不調を感じたら、面倒がらずに病院で受診してください。

更年期以降は基礎代謝も落ちるため、今まで以上に太りやすくなります。
太ってしまうことで罹りやすくなる病気もあるため、規則的かつ、正しい食生活と適度な運動を心がけるようにしましょう。

更年期は我慢せず病院にいくことが大切

更年期は、肩こり・腰痛がひどくなることもあります。
また、動悸、息切れ、胸部の不快感などの症状、さらにのぼせと冷えが同時に起こる、めまい、耳鳴り、不眠、頭痛といった様々な不快感が起こることもあります。

更年期障害による身体の不調なのか、病気によるものなのかは素人判断をすると危険です。
我慢できないほどつらい場合や、症状が長引く場合には、病院での受診をオススメします。

漢方薬、鍼灸治療、サプリメントなどを上手に取り入れることもよいでしょう。

更年期の前後では女性の身体の状態は大きく変わりますから、無理せず我慢せず、病院での受診をしたほうがよいと思います。

閉経以降起きやすい症状

血圧の上昇

更年期以降はホルモンバランスの乱れから血圧の変動が起こりやすくなります。
(お年寄りは冬場は血圧変動が大きくなるというのは このことからもきています)
低血圧であれば問題はありませんが、血圧が高いと問題です。
動脈硬化が進み狭心症や心筋梗塞といった問題につながります。

頭痛や動悸、めまいなどは高血圧のサインです。
同時に女性は閉経以降、肥満傾向にあるため、高血圧のリスクを高める要因にもなります。

動脈硬化

動脈の内側が狭くなり弾力を失ってしまうものです。
閉経後、血管の内膜に悪玉コレステロールがついて狭くなってしまいやすくなるために起こります。
動脈硬化が進むと胸の圧迫感や息切れ、動悸といった症状が出るようになります。
脳の動脈硬化の場合にはめまい、手足のしびれ、耳鳴りといった症状が出てきます。

閉経前後から血圧や悪玉コレステロールには注意をはらうようにしましょう。

骨粗鬆症

老年期の女性に多い骨粗鬆症。うちの母もそうです。
50代後半からの女性の2割が起こるといわれているのですが
女性ホルモンのエストロゲンが減少することで骨の代謝バランスが崩れ、骨量が減ってしまうことが原因です。

最初のうちは自覚症状がありませんが、背中や腰の慢性的な痛みも生じるようになります。
また骨量が減り骨粗鬆症になると転倒などで足の付け根にある大腿骨折をしてしまうと
寝たきりの生活になってしまいます。
お年寄りが骨折しやすい といわれるのも この骨量の減少から骨粗鬆症になってしまうことではないかといわれています。

普段からカルシウムは積極的に摂りましょう。

膣の乾燥

更年期以降は女性ホルモンのエストロゲンが減少します。
エストロゲンには膣の粘膜の萎縮を防ぎ、性的に興奮した際に膣を潤すための分泌物を増やす役割があるのですが、エストロゲンが不足すると膣が乾燥し、外陰部の痒みや乾燥が起こるようになります。

この分泌物は膣の自浄作用も持っているため、膣が乾燥してしまうと
萎縮性膣炎にやりやすくなります。
腟入口の乾燥感、掻痒感(かゆい)、違和感、性交痛、性交時出血などを訴える人もいます。

脂質異常症

血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が高くなることを脂質異常症といいます。

閉経後の女性は内臓脂肪型肥満になりやすくなるため高脂血症になりやすくなります。
自覚症状がなくても、動脈硬化や狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの重大な疾患原因にもなります。
食生活と適度な運動を心がけるようにしましょう。

尿失禁

女性に多いのが尿失禁、尿漏れです。
重いものを持ったり、くしゃみをしたり、腹圧がかかると漏れる「腹圧性失禁」や
尿意はあるもののトイレに間に合わない「切迫性失禁」などがあげられます。

出産経験のある女性は腹圧性失禁が多いといわれていますが
骨盤底筋を鍛えるエクササイズがおすすめです。

切迫性失禁の場合には、膀胱の過活動を抑える薬があるので意志に相談してみてください。

認知症

認知症の1つであるアルツハイマー病は女性ホルモンのエストロゲンと深いかかわりがあります。

HRTでエストロゲンを投与した女性と投与していない女性では
アルツハイマー病になりにくく、脳の血流がよくなる、神経伝達物質の代謝がよくなる
といったデータもあります。

女性ホルモンは脳まで守ってくれているのですね。