更年期障害かどうかの診断を受けるための検査はいくつかあります。

 

更年期障害の問診

infohos002問診では、医師が検査結果を総合的に判断するための手がかりとして、非常に大切なものです。
病状、健康状態、病歴など問診されます。
問診の際には、現在の症状を詳しく順序立てて話しましょう。
話すのがいやだ、苦手、緊張してしまう、という方はあらかじめ、メモなどに書いてゆくと
いいかもしれません。

できれば、基礎体温グラフを持っていけるのが望ましいでしょう。
最終月経、月経周期や、閉経してしまっている場合には閉経の時期、病歴、アレルギーの有無などを
聞かれます。

更年期障害の内診

内診は産婦人科で行われるものと同様、膣・子宮・卵巣などの状態を調べるための
基本的な検査です。

膣や子宮・卵巣のチェックが行われ、陰部に炎症や感染症がないかどうかを検査します。
子宮筋腫や卵巣のう腫、卵巣がんの発見にもつながることがあります。

内診には抵抗がある人もいますが、病気を早期発見できるチャンスです。
前向きに取り組んでください。

 

更年期障害の子宮がん検診

子宮がん検診には、子宮頸がんと子宮体がんの検査があります。
閉経後はどうしても子宮体がんのリスクが高くなります。
少なくとも年に一度は子宮がんの検査を受けるようにしましょう。
自治体の子宮がん検診は、子宮頸がんのみです。

 

更年期障害の血液検査

更年期障害の疑いがある場合には専門医の診察を受けること。
まずは血液中の女性ホルモンの検査を受けます。
血中のエストラ時オール、卵胞刺激ホルモン、黄体ホルモンなどを検査し、卵巣機能の低下や閉経後であること、などを確認します。
更年期以降の検査では、エストロゲンとゴナドドリピンや甲状腺ホルモン量の検査や
更年期以降にかかりやすくなる生活習慣病や糖尿病の有無、その他腎臓、肝臓の機能を
検査します。

 

更年期障害の骨量検査

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)はここ数年で認知度の上がった症状です。
更年期障害の検査の際にも骨密度の検査を行い、骨粗鬆症であるかどうかを検査することができます。
骨密度(骨量)の測定には、超音波法、MD法、DEXA法、QCT法などがあります。
骨密度が80~70%の場合は骨量減少、70%以下では骨粗しょう症と診断されます。
骨量が減少してしまってからでは、なかなか元の状態に戻すことができません。
骨粗鬆症にならないためには、早くから骨量の検査を開始することが大切です。
女性の場合、閉経により急速に減り始めますので閉経後一年以内には予防の意味もこめて治療を開始しましょう。

 

更年期障害の心理検査

心理検査とは、心の健康度・性格や物事の考え方・行動の傾向、能力
などを調べます。
更年期障害の背景には、心理的なストレスや軽いうつ状態、神経症などの精神的な問題が
隠されていることも多いため、専門医の心理検査による原因特定が必要になります。
検査により診断された病気の種類によって、適切な治療が施されます。