気虚とは体内のエネルギーである気が不足している状態です。
元気、気力の源で、体の各器官の働きを正常に保つ、
体温の調整する、などの働きを持つ気の力が不足して
パワーダウンし、だるい、疲れるといった症状が起こります。

血虚タイプと合わせ持つ場合が多い、と言われています。

気虚タイプの生理

気虚タイプの生理とはどんな生理なのでしょうか。

気虚タイプの生理前後の様子

生理になると足がむくみ靴がきつくなる
生理中は疲れやすく食欲がない
生理中、眠くて仕方がない
生理中、風邪をひきやすい、下痢をしやすい
生理以外に不正出血がある

その他の気虚タイプの特徴

顔色が白っぽく疲れやすく息切れがしやすい
胃腸が弱く、下痢気味

気虚タイプの生理痛

ほとんど生理痛はないことが多いけれど
瘀血タイプを併せ持つ人は生理痛はきつい

気虚タイプの生理日数と生理周期

生理日数は普通で4,5日。
生理周期はだんだんと短くなる傾向がある
(30日周期が、28日、26日と徐々に短くなる)
血虚タイプを併せ持つ場合には長くなる傾向があります。

気虚タイプの経血の色と量

薄い赤色で水っぽくさらっとしている。
量は少ないか多いか両極端
気虚がひどくなると経血の色がさらに薄いピンクになり多量に出る。

気虚タイプの人はきちんと食事を摂ることが大切

気虚タイプの人は1日のエネルギーを補うために
何よりも朝食をきちんととることが大事です。

朝食にはお米などの主食を欠かさず摂りましょう。
お米に、あわ、ひえ、きび、麦といった雑穀を混ぜて食べると
気を補う作用が高まります。

朝、忙しい人は雑穀類とドライフルーツがいっしょになっている
シリアル類を利用してみましょう。

気を補う食べ物でキノコは効果的

気を効果的に補う食べ物ではキノコが効果的です。

まいたけ、しいたけ、しめじなど炊き込みご飯にしてみたり
パスタ類にしてみてもよいですよ。

気虚タイプのNG生活

疲労感・倦怠感
気が足りていない気虚タイプの人は
激しい運動と睡眠不足に気を付けてください。
激しい瞬発力を必要とする運動は気を消耗してしまうため不向きです。

また睡眠不足もNGです。
毎日8時間は睡眠を摂り、休日は10時間くらい睡眠を摂ってもよいでしょう。

過労にも弱いので、できるだけ仕事は分散しましょう。