気帯タイプの人は生理前の1週間に不調が集中する傾向があります。
「気帯」と状態が続くと、「瘀血」や「熱邪」にもつながってしまいます。
気が滞ってしまっている気帯
更年期にとても多く、症状としていろいろなものを招くのが
気の滞りである「気帯」です。
生理の状態から見る「気帯」とはどんな生理なんでしょうか?
気帯タイプの生理前後の様子
生理前のイライラ、落ち込みが激しい
顔や指にむくみを感じる
ニキビや肌荒れが起こりやすい
不眠や過食気味になることも。
普段は便秘がちなことが多い
気帯タイプ:その他の特徴
ストレスに弱く、首や肩こりがある。
便秘がちなため、お腹にガスがたまりやすく、張っていることが多い。
気帯タイプの生理はどんな感じ?
生理前になるとおなかが張って苦しい、生理が始まると楽になります。
生理日数
通常の4,5日で終わることが多く、ダラダラとしないで終わることが多い。
生理周期
生理周期は不安定なことが多く、早くくることもあれば
遅くくることもあるため、周期が安定せず、いつくるかわからないことが多い。
生理の経血の量と色
普通の赤色で量も2,3日目が多くなるといった感じです。
気帯タイプはとにかくリラックスすることが大切
ストレスがあると「気」の流れは悪くなります。
普段から呼吸法でリラックスを促すようにしましょう。
ほかにも気持ちがいいな・・・と思うことに静かに想像したり、音楽を聴いたり
好きなことに集中することもストレス解消になります。
香りを使ってリラックスするのもおすすめ。
ミカンやレモンなど柑橘系の皮をとっておいて、袋やお皿に入れて
寝室に置いてみたり、お風呂に浮かべてみるのもよいですよ。
リラックスする呼吸法は
できるだけゆっくりと深く吸い込み、そしてゆっくりと吐き出す。
これだけですが、深呼吸をすると気持ちが落ち着きますよね。
これを数回繰り返すことで、気の流れが良くなりますよ。
香りのある食べ物を食べてストレスの解消を
香りのある食べ物は「気」を巡らせストレス解消に役立ちます。
しそ、三つ葉、クレソンや春菊などを積極的に料理に使ってみましょう。
しそはてんぷらに。三つ葉はお吸い物やお味噌汁などに。
またペパーミントやローズマリー、タイムといったハーブも上手に利用してみましょう。
お茶にして香りを楽しんだり、お風呂に入れてみるのも。
気帯タイプのNG生活
不規則な生活は「気」の流れを悪くしてしまいます。
更年期には気が滞りがちなところに不規則な生活を送るのはダブルパンチ以上の
ストレスになります。
一定の時間に寝る、起きるということが大切。
極端に忙しいときと、暇なときの差が激しい生活もよくありません。
ストレスになって「気帯」を悪化させてしまいますよ。
なるべく根を詰めずペースを保つ生活を心がけましょう。
気帯タイプの人はほかのタイプの人よりも
ストレスに弱いため、上手にストレス発散をするように心がけ
できればその人のストレスはその日のうちに解消できるようにしましょう。