漢方では人それぞれの体質にあったケアが大切、と考えられています。
人それぞれ体質や生活環境が異なるため、改善方法も異なるのです。

更年期に起こる不調を漢方で改善したい、と考えた場合、
まずは自分が漢方の中ではどのタイプなのかを知ることが大切です。

生理からわかる体質

毎月の生理は女性の体質を見分けるための重要なポイントになります。
生理前後の体調や、生理周期・生理の量・生理の日数、経血の色などの違いは
体質として出るので、手がかりとなります。

瘀血タイプ(おけつ):生理前におなかがぽっこりと張る

「血」の巡りが悪い
疲労や冷え、ストレスから全身の血のめぐりが滞った状態を瘀血といいます。
血巡りが悪いことで生理痛や経血のかたまりがあったり、頭痛や肩こり、シミ、そばかす、くすみなどの症状が出やすくなります。
生理前にお腹が張る瘀血(おけつ)タイプとは

気帯タイプ:生理前にはイライラや落ち込みも

体内のエネルギーである「気」の巡りが滞ってしまっている状態。
「気」は全身のすみずみまで巡ることで心と体を健康に保ちます。
その気が滞りことで、イライラやむくみ、などにつながってしまいます。
生理前1週間に不調が集中する傾向があります。
生理前にイライラ・落ち込むタイプ:気帯タイプとは

血虚(けっきょ)タイプ:生理のあとがだるくてしかたがない

「気」とともに全身を巡り、全身に栄養やうるおいをもたらす「血」が不足している状態です。
だるさや疲れ、めまい、立ちくらみなどを感じやすい。
血色が悪く、肌色がくすんでいたり、肌や髪が乾燥気味になったりします。
ほかにも落ち込み、物忘れといった精神状態に影響していることもあります。
生理後 だるくて仕方がない血虚タイプとは

気虚タイプ:生理中 眠くて疲れやすい

体内のエネルギー「気」が不足している状態。
元気や気力の源で、体の各器官の働きを正常に保持し
体温調節をする働きをも持っています。
「気」が不足するとだるい、疲れやすい、といった症状が起こります。
生理中 疲れやすくてだるい気虚タイプとは

元々冷え性で生理前はとくに冷える:寒邪タイプ

体にとって不必要で悪影響を与えるものを漢方では「邪」といいます。
その中でも冷えが入り込んだものが「寒邪」。
寒さに弱く、夏のクーラーも苦手。冷えから痛みを招くことがあり
生理痛もひどいことが多い。

暑がりで生理前に肌が荒れる:熱邪タイプ

体にとって余分で不必要な熱がこもった状態をいいます。
暑がりで顔が赤くなりやすく、にきびや吹き出物が顔にできやすいタイプ。
他のタイプと比べて生理痛は軽いものの
糖尿病や高血圧のリスクが高め。

いかがですか?自分はどのタイプになるかな・・・?と考えてみましょう。
生理がすでに終わってしまっている人や
生理不順な方は生理がふつうにあったころのことを思い出して
自分の体質とあてはめてみましょう。