更年期障害の症状の中でも、ホットフラッシュやのぼせ、冷え、動悸、イライラなどを
東洋医学では「気逆(きぎゃく)」と呼んでいます。
「気」は人間の生命エネルギーを言い、普通は上から下に流れるのですが、下から上に流れてしまう気を気逆といいます。

ほてり・のぼせ・冷えに有効な漢方:加味逍遥散(かみしょうようさん)

9029気逆の改善に有効な漢方薬は加味逍遥散(かみしょうようさん)です。
加味逍遥散は、更年期障害にはよくつかわれる漢方薬の一つで、カーッと厚くなったり、逆に急に冷えがやってくる症状や、そのほか更年期の精神的症状に有効な漢方薬です。

血液循環をよくして体をあたためる一方、のぼせなど上半身の熱をさまします。
また、ホルモンのバランスを整える効果も期待できます。
体が虚弱で疲れやすく、イライラや不安感をともなうときに向きます。

手足の冷え、のぼせ、生理不順や生理痛、頭痛、肩こり、けん怠感、不眠、神経症などに適応します。
また、そのような症状をともなう更年期障害や自律神経失調、月経前緊張症などにも好適です。

 

ホットフラッシュやイライラに効果期待の漢方 ほかには

温経湯(うんけいとう)は、更年期症候群、不眠、神経症、足腰の冷えなどに効果的だと言われています。
女神散(にょしんさん)は、めまいやのぼせに効果があります。
五積散(ごしゃくさん)は、 腰痛や関節痛、下半身の冷え、などに良いだけでなく、更年期の抑うつ症状にも効果があったという報告もなされているようです。