プレ更年期から更年期にかけてもっとも多いのは「水太り」なのだそうです。
30代後半から、基礎代謝が落ちるのですから、脂肪を燃やすエネルギーが不足して太りやすくなります。
さほど暑くなくても汗をかいて肌が湿っていたり、下半身に水分がたまりむくみやすかったり。
ひざに水が溜まり痛む方もいますよね。
特徴としては「軽い日枝や運動をしたわけでもないのに汗をじわっとかいている」というのが大きいです。
水太りタイプの方向けの漢方薬
水分代謝をよくしてくれるのが防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
胃腸の働きを整え代謝を上げるには補中益気湯(ほちゅうえっきとう)です。
ストレスで食べ過ぎてしまう方向けの漢方薬
ストレス。
更年期じゃなくてもたまってる人は多いですよね。
ストレスからどか食いしてしまう人、甘いものを食べてしまう人。
固太りタイプの方には 大柴胡湯(だいさいことう)
そうではない方は抑肝散(よくかんさん)、加味逍遥散(かみしょうようさん)、抑肝散化陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
などがよいでしょう。
私は固太りタイプなので大柴胡湯です・・・あなたはどうですか?
代謝アップできる漢方薬
体脂肪を落とす!と呼ばれる製品は数限りなく販売されていますが
漢方薬だと
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)がよいようです。
ただし、これは便秘気味な方向けでもあるので、お通じがきちんとある方は
便がゆるくなるということがあります。
腹痛や下痢、寒気を感じたら体質と合っていないので 飲むことは中止してくださいね。