ホットフラッシュ以外で最近では「冷えのぼせ」という言葉も聞かれます。

冷えのぼせも更年期の症状の1つ。
では冷えのぼせというのはどんな症状なのでしょうか。

冷えのぼせの症状

ホットフラッシュ冷えのぼせというのは、冷え性がメインとなりますが、体の上半身、特に顔から上の部分 顔・頭だけがのぼせたように熱くなる症状です。
気温がさほど高くもないのに首から上がカーッと暑くなってきたり、汗をかいたりする場合には冷えのぼせの疑いがあります。

通常はこれだけだとホットフラッシュなのですが、冷えのぼせの場合、足や手の指先がふつうの冷え性でかつ、このような症状があるものを「冷えのぼせ」といいます。

下記のような症状がある方は要注意です。
頭がボーっとして熱っぽい
疲れが取れにくい、疲れやすい
集中できずイライラすることが多い
目が充血する

冷えのぼせの原因

a1180_007837冷えのぼせは上半身に熱がとどまってしまう現象です。
上半身に熱がとどまるため、下半身は逆に手足の末端には熱が行き届かない、つまり冷え性と同じ状態です。

上半身に熱がとどまるというのは上半身への血流は良い、ということ。
心臓よりも上の位置に血を多く届けている状態なので心臓にも非常に負担がかかっています。

末端冷え性と言いますが、下半身や末端部分に血流がうまく流れず上半身が暑くなる状態は冷え性と同じなので、基本的には冷えのぼせの対策も冷え性と同じ対策方法でよいのです。

末端冷え性や冷え性の原因は手足の毛細血管に血がうまく行き渡らないという、いわば血流が悪い状態なのです。
血行を良くするには下半身を温める、血行のよくなる食べ物を食べるといった対策が有効です。

冷え性には手足の先が冷たくなるだけではなく、以下のような症状もあります。

  • 肩が凝りやすい
  • トイレが近い
  • 夕方になると足がむくむ
  • 下痢をしやすい
  • 貧血気味
  • 平熱が引くい
  • 一度 体が冷えるとなかなか温まらない

冷えのぼせの予防

冷え性と冷えのぼせの予防は基本的に同じです。
常日頃、血流を良くし、下半身は温めるようにしましょう。

中年太りを回避するストレスや緊張は筋肉にも緊張を与え、血流を悪くします。
できるだけリラックスできる時間を意識的に作るようにしましょう。
半身浴や足湯は下半身冷えにとても有効です。
20分程度浸かって温めてみましょう。

また、タバコは体を冷やす作用がありますので、冷え性(冷えのぼせ)がある方は禁煙にチャレンジしてみましょう。
お酒や不規則な食事を控え、ウォーキングなどの軽い運動を継続して行うことも大切です。

更年期障害の対策、予防 同様に
規則正しい生活、正しい食生活を送り、体調のリズムを整えましょう。

冷えのぼせ解消の方法

冷えのぼせは下半身への血流を良くすることが必要です。

大元の筋肉を温める

まずは、血流が下半身、手足の末端に行き渡るように、大元の太い筋肉を温めましょう。
手足が冷えているときに、指先をはーっとすると一瞬は指先は温まりますが
結局、体が冷えているので、すぐに冷えてしまいますよね。

末端の血行を良くするためには大元の太い血管のある箇所を温めることが大事です。
手の指先が冷えているのであれば二の腕、ひざから下が冷える場合には太ももを重点的に温めることで、効果があります。

大きな筋肉を温めると、そこを通っている太い血管が広がるため、血流が良くなり、末端まで血液が行き渡るようになるのです。

漢方薬や体の温まる生姜湯など

更年期障害:漢方薬での治療カテゴリーにも記載していますが、当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)や桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)など冷え性に効果的な漢方薬を服用するのも冷えのぼせの解消の1つです。

漢方薬は効果が出るまで若干時間はかかりますが、根っこの部分を改善してゆくため、長期間飲み続けることで効果が得られます。
漢方薬が苦手な方は生姜を入れた紅茶や生姜湯などを就寝前や起床後に飲むのも効果的です。

更年期障害:漢方薬カテゴリー

また、手軽にとりたいな、という方はサプリメントもおすすめ。