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骨を守っている女性ホルモンが激減すると骨量が減り、骨折が起こりやすくなります。
早い人では50代くらいから手首などの骨折が起きてしまうことも・・・。

骨粗鬆症は更年期世代からはじまる女性の病気の1つなのです。

ちょっとしたことで骨折?骨がもろくなる原因は女性ホルモンの減少

ちょっとしたことで骨折してしまったことがある
若い頃から背が縮んだ
ほとんど運動をしない
小魚や乳製品をあまり食べない

と、思い当たる節がありませんか?もしも思い当たるところがあるとしたら
知らない間に骨がよわくなっている可能性があります。

骨の危険信号 心当たりは?

ちょっとしたことで骨折したことがある
以前よりも背が2㎝以上縮んだあるいは背中が曲がった
・閉経した
・家族に骨粗鬆症の人がいる
・やせている あるいは極端なダイエットをしたことがある
・あまり運動をしない
・あまりに日にあたらない あるいはUV対策は常に万全
・乳製品や大豆製品などカルシウムの多い食品はあまり食べない
・魚をあまり食べない
・アルコールをたくさん飲む
・タバコを吸う
・ステロイド薬を長期間飲んでいる

上2つの太文字部分については1つでも該当すると骨粗鬆症が強く疑われます。
すぐに受診し必要ならば治療を。
それら以外の項目に複数該当する場合も骨粗鬆症に対してハイリスクになっているので要注意です。

骨粗鬆症=骨折ではない 骨が折れやすい状況に陥っていること

現在、日本では1000万人以上の骨粗鬆症患者がいる、といわれています。
私の母も骨粗鬆症です。
その大部分は閉経後の女性です。

そもそも骨というのは壊してから作るという新陳代謝が行われています。
常に生まれ変わる骨にするために重要な役割を担っているのが
骨を壊す破骨細胞と骨を作る骨芽細胞。

女性ホルモンのエストロゲンには破骨細胞の働きを抑え、骨芽細胞を活発にし、骨を守る作用があります。

しかし、閉経後は女性ホルモンが激減し、骨を壊す働きのほうが強くなってしまいます
そのため骨粗鬆症になりやすくなってしまうのです。

骨がもろくなるとちょっと転んだだけでも骨折しやすくなります。
例えば、比較的若い50代くらいからみられるのが手首の骨折です。
転んだときに手をついて手首の骨が折れるというもの。

さらに60代に入ると背骨がつぶれる椎体骨折も増え、70代以降になると
足の付け根の大腿滑稽部骨折も増えてきます。

骨折の影響は深刻で傷んだり動きが制限され日常生活に支障をきたすのはもちろんのこと、見た目も大きく変わってしまいます。

例えば、椎体骨折を起こすと背中や腰が曲がり身長も縮みます。
また大腿滑稽部の骨折がきっかけで寝たきりになってしまう人も少なくないのです。

骨が弱くなっている人の3つの骨折パターン

50代:手つき骨折
最初に折れやすいのが手首。
転んだ拍子に手をついて手首の骨が折れてしまう。
この年代では店頭の際、とったに手が出るため手を骨折しやすくなります。

60代後半ごろ~:つぶれ骨折(圧迫骨折)
重い物を持ち上げた時などに背骨や腰の骨がつぶれる骨折。
気づかないうちに少しずつつぶれることもあります。
1つつぶれるとドミノ倒しのように椎体の骨折部位が増えてしまう恐れがあります。

70代~:尻もち骨折
転んだ時にお尻を打ち、大腿の付け根の骨(大腿部骨折)が折れてしまいます。
骨が弱くなっているため、ちょっとした店頭で骨折に至ることが多い。
大腿部骨折や椎体骨折は、その後の死亡率を高めてしまう、という報告も・・・。

骨折で死亡率があがる?!

近年、骨折がきっかけで死亡率が上がっているという報告もあります。
椎体部骨折の数が増えるほど死亡率が増すことがわかっており、背中が曲がったり、寝たきりになったりすると、胃や食道の逆流炎や肺炎など、さまざまな合併症も起こりやすくなり、結果命を落としてしまうことにつながっていくのです。

骨粗鬆症が命に関わる病気であるという認識は日本ではまだ低いものの欧米では一般的です。

また、骨粗鬆症の人は動脈硬化やメタボリックシンドローム、糖尿病、歯周病なども合併しやすいという報告があります。
(私の母は骨粗鬆症であり、顎関節症も持病です)

ただ単に骨が折れるだけでは済まないのが骨粗鬆症の怖いところですよね。

閉経後は放っておけばどんどん骨は弱くなります。
早めに手を打っておくのが肝心です。

そのためには、自分の骨が今どんな状態なのか、を把握しておくこと。
骨に良いとされる食生活やサプリメントなどを摂り早めの予防策を行っておきましょう。