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4人に1人は悩んでいるといわれる【頭痛
特に更年期以降は頭痛に悩まされる女性が増えます。

でも頭痛を理由に仕事って休みにくいですよね。
なぜって、それはこれだけ多くの人が抱える頭痛。
その頭痛で死ぬことはない、それは人も周囲もわかっているからこそ
家事を休めない、仕事を休めない。ということに。

そこで市販の鎮痛剤を飲んで、とりあえず痛みを抑えよう。
そんな風に考える人は少なくありません。
でもこれ実は問題なのです。

薬に頼ると 本当に命に関わる頭痛のときもわからなくなる

とりあえず鎮痛剤を飲んで頭痛を止めよう
と薬を飲む人は多いでしょう。

しかし、あまりにもそれが日常化すると非常に危険です。
まずは、その薬が原因で頭痛が起こりやすくなるようになってしまうこと。
そして 命に関わる頭痛かそうではないものかわからなくなってしまうからです。

くも膜下出血や脳腫瘍、脳梗塞など一秒を争うほど危険な病気が原因から
起こる頭痛があります。
この時の頭痛は「二次性頭痛」といいます。

後述しますが、緊張型頭痛や偏頭痛は一次性頭痛と呼ばれます。

頭が痛くなったときに、一次性頭痛なのか二次性頭痛なのかを
判断できるのはお医者様だけです。
薬に頼りすぎると、このイザ!というときがわからなくなる危険性がありますから、薬もほどほどにしましょう。

では一次性頭痛のうち主な3種類の頭痛について説明していきましょう。

心臓の拍動に合わせて突然ズキンズキンと激しく痛み始めるのが偏頭痛(片頭痛)
一方、いつとおなく始まる頭重感と締め付け感が顕著な頭痛は緊張型頭痛と呼ばれます。
また目の奥から側頭部にかけ激痛が1か月以上も続く群発性頭痛もあります。

そして、前述した薬の過度な服用から生じる頭痛を薬物乱用頭痛といいます。

自分の頭痛がどこに当てはまるのかを判断するのは難しいでしょう。
まずはチェックリストで自分の頭痛がどれに当てはまるかを探ってみましょう。

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自分の頭痛タイプを知りましょう

それぞれ思い当たるものを数えてみてくださいね。

タイプA
  • 痛みは30分くらいで治まることもあれば、毎日、あるいは何日も続くことがある
  • 頭全体が締め付けられるように痛む
  • 仕事や家事を休むほどではない
  • ストレッチなどの運動で楽になる
  • パソコンの前に長時間座る、など同じ姿勢を長く続けていると起こりやすい
  • 吐き気など他の症状はない
  • 頭や首、肩の筋肉を抑えると強く痛む
  • ゆっくりお風呂に入ったり、アルコールを飲むと和らぐ
  • 精神的、肉体的ストレスを感じているときに痛む
  • タイプB
  • 年に2週間から2か月だけなど期間限定で、ほぼ毎日、同じ痛みが起こる
  • 夜中や早朝に痛みが起こることが多い
  • 片方の目の奥がえぐられるような激しい痛みでじっとしてられない
  • 痛みは15分から3時間くらい続く
  • 発作時は痛い方の目が充血し、涙も出る
  • 発作時に鼻水、鼻づまり、歯の痛み、顔面から汗などの症状もある
  • 頭痛が頻繁に起こる時期にアルコールを飲むと必ず頭痛が起こる
  • 1~2年経つと、また同じような発作が起こる
  • タイプC
  • 2~3か月に1回とか週に1回くらい頭痛が起きるが普段はなんともない
  • 頭痛が始まると4時間以上続き、2~3日治らないことがある
  • 仕事・家事にも支障をきたし寝込むこともある
  • 階段の上り下りや日常動作で痛みが増す
  • ズキン、ズキンと脈打つように痛むことがある
  • 生理のときに いつも頭痛が起きていた気がする
  • 頭痛時に吐き気がしたり、吐いたりする。光や音、臭いに敏感になる
  • 頭痛が始まる前にキラキラ光るものが見えるなどの前兆がある
  • ストレス、あるいはストレスから解放されるとき、肩こり、睡眠不足、寝過ぎなどから頭痛が起こりやすい
  • 両親または兄弟姉妹に同じように頭痛に悩まされている人がいる
  • タイプAのチェック数が多い人は【緊張型頭痛】の可能性が。
    タイプBのチェック数が多い人は【群発性頭痛】の可能性が。
    タイプCのチェック数が多い人は【偏頭痛(片頭痛)】の可能性が。
    タイプA.Cのチェック数がほぼ同数の人は【緊張型・偏頭痛 混在】の可能性が。

    どのタイプのチェック数もあまり差がない場合には、専門医による詳細な診断が必要かもしれません。

    それぞれの頭痛についての特徴、原因について紹介していきます。

    緊張型頭痛の原因と特徴

    緊張型頭痛は実に2300万人もの人が悩んでいる、と言われる頭痛。

    ズキンズキン、ガンガンといった痛みではなく、後頭部を中心に頭重感と圧迫感。
    そこに締め付け感がじわじわっと募り続ける頭痛。

    肩こりと頭痛のある人は要注意 緊張型頭痛の特徴

    緊張型頭痛は長時間パソコンに向かい、同じ姿勢で働き続けたり
    重いストレスや眼精疲労、運動不足などで肩こりの多い人に多発する頭痛。

  • 寝込むことはない
  • 疲れると精神的ストレスでも起こる
  • 体を動かしても痛みはひどくならない
  • 締め付けられるように痛む
  • 肩こりがひどくなると 起こりやすくなる緊張型頭痛

    更年期には、血行不良による冷えなどから肩こりが起こりやすくなります。
    さらにオフィスワークなどでパソコンを長時間利用する、
    同じ姿勢で長時間仕事をしている、という場合には
    さらに肩こりになりやすい状況に。

    肩こりがひどくなると肩口から背側の上下に広がる扇状の筋肉【僧帽筋】が硬くなって収縮します。
    この筋肉の上部は後頭筋群につながります。
    そのため、後頭筋群もひっぱられ続けることになり、やがて後頭部に痛みを生じ
    側頭部にも連鎖反応で痛みが広がってしまうのです。

    緊張状態が乳酸をはじめとする痛み物質を生成している可能性があります。
    が、緊張型頭痛は脳には何も起きてはいません。
    患部は肩から首にかけて。その痛みの緊張が頭痛を引き起こしてしまうのです。

    また肩こりを悪化させてしまうストレートネックも緊張型頭痛を引き起こす要因になります。
    このストレートネック、増加傾向にあり、TV番組などでも取り上げられていたりしますよね。

    長時間パソコンに向かう勤務スタイルなどから仕事中、どうしても猫背気味になります。
    約4kgもあるといわれる頭部。まさに頸椎にとっては重い負担なわけで、重さに負けてやがて変形し、きれいなカーブを失い、まっすぐになってしまうストレートネック。

    こうなると、常時顔を前に突き出しているような状態になるため、背面にあたる僧帽筋は引っ張られることに。

    筋肉の緊張をもたらすのは物理的なものだけが原因ではない

    ストレスを筆頭とする精神的なものも筋肉の緊張をもたらしてしまいます。

    特に更年期はストレスのたまりやすい時期。
    家庭や職場での対人関係から起こるストレスも緊張型頭痛の要因になるのです。
    中高年に緊張型頭痛が多いのは、このためです。

    また、痛みに対する不安や再発の恐れがさらなる筋肉の緊張を呼び込み悪循環に陥ってしまうことも・・・。

    自分がストレスを感じていると自覚しているにも関わらず
    いつものように働かなくては・・・動かなくちゃ・・・と
    責任感からつい薬に頼るように。これが日常化すると薬物乱用頭痛も潜在している状態に。

    群発性頭痛の特徴と痛みの原因

    群発地震のような名前だが、その通りで、群発性頭痛を抱えている人は
    年に一度から数年に一度、夜中や早朝に激痛の発作に襲われると
    これが同じような時間帯に連日、1か月半から2か月くらい繰り返し起こる頭痛です。

    目の奥から側頭部を中心に痛みがあり、不思議なことに必ず痛みは頭の片側だけ。
    痛みの発作は長くても3時間くらいで自然に治まるものの、問題は尋常ではない痛みの程度です。
    重度の片頭痛はへこむものの緊張型は我慢すれば仕事はできます。
    しかし群発性頭痛の場合には桁外れに痛みがひどく、のた打ち回るほどの痛みが襲います。

    群発性頭痛の発生率は人口10万人当たり9.8人と推計され女性にも発症するものの、男性が7,8割を占めるといわれています。

    群発性頭痛は自律神経に関わる症状も

    群発性頭痛は頭痛だけではなく、自律神経に関わる症状も現れ、
    涙や鼻水が止まらなくなり、瞼が腫れる、垂れ下がる、瞳の大きさが左右で変わってしまう、などのことがあります。

    原因は解明されていないものの、眼窩、三叉神経、自律神経、内頸動脈が接近する部分に起こる炎症が一因にあるのではないかといわれています。

    内頸動脈が拡張し交感神経を圧迫。
    その働きを抑えつつ血管周囲に炎症を起こし、副交感神経を刺激するためである、ともいわれています。

    群発性頭痛は原因は不明なものの、NGなものはわかっています。
    たとえば、飲酒。
    群発性頭痛が起きている期間にお酒を飲むと目も当てられないほどの痛みに襲われるため、お酒はNGです。

    また、血管を拡張するような薬ニトログリセリンは群発性頭痛を誘発することもわかっています。
    同じ理由から飛行機に乗るなど高所に行くとリスクが高まる可能性があるので、
    群発性頭痛を持病として持っている方は海外に行く予定などがある場合には、早めに医師に相談したほうがよいでしょう。

    更年期女性に多い 偏頭痛(片頭痛)

    今までは何もなかったのに、今日はこめかみあたりから目のあたりに激痛が走る。
    心臓の脈に合わせてズキンズキンと脈打つ痛みは本当につらいもの。
    私も偏頭痛(片頭痛)持ちですが、時には寝込むほどになりますよね。

    偏頭痛(片頭痛)に悩む人は日本では約840万人と言われています。

    群発性頭痛が男性に多いのとは対照的に、偏頭痛(片頭痛)は女性に多く、
    男性の約4倍といわれています。
    これは日本に限らず世界中どこの国でも見られる傾向。
    そのため痛みのメカニズムには女性ホルモンが関与している、といわれています。

    偏頭痛(片頭痛)の特徴
  • 寝込むほどがあるほどの痛み
  • 比較的、女性に多い
  • 体を動かすと痛みが増す
  • 脈打つように痛む
  • 前兆を感じる人もいるのが偏頭痛(片頭痛)の最もな特徴

    偏頭痛(片頭痛)は1か月に数回痛みがやってくる、という人が多いのですが
    数か月に1回、1年に1,2回程度という人もいます。

    痛み始めると4~72時間は続くものの、通常は一晩寝れば治ります。
    3日以上続くしつこい偏頭痛(片頭痛)はあまりないのも特徴。

    頭痛には前触れがないという人が圧倒的ですが、2割程度の人は
    偏頭痛(片頭痛)の前兆・予兆を感じています。
    その代表が【閃輝暗点(せんきあんてん)】。

    ハンドボールの宮崎選手も閃輝暗点を経験しているそうですが、
    これは急に視界にキラキラとした光の粒子のようなもの(閃輝)が見え始め
    やがてそれが視界いっぱいに広がると、ふさがれた部分はモノが見えなくなってしまいます。それが(暗点)です。

    この閃輝暗点が20~30分続き、終わると激痛に襲われる、という人も少なくありません。

    偏頭痛(片頭痛)の原因は確定されていません。が、脳の硬膜の血管周囲にある三叉神経の軸索になんらかの刺激が作用し、血管作動性のニューロペプチドが遊離すると、それが血管の拡張を起こし、三叉神経を刺激し痛みを感じる。という説がメジャーになってきています。

    脳の一部に刺激が加わるとその部分の脳機能の低下が生じ、
    それが周囲に伝わる現象が閃輝暗点と考えられます。

    血管の拡張と収縮が深く関わる偏頭痛(片頭痛)

    はっきりとした原因は解明されていないものの、血管の拡張と収縮が深くかかわっているため、これに影響するような行為、環境、物質は偏頭痛(片頭痛)の引き金になります。

    例えば、楽しみにしていた休日。
    しかし、朝起きて途端に激痛で動けない。という経験ありませんか?
    これは、休日ということでリラックスし、ほっと気が緩み血管が拡張したことが一因です。
    また、寒い冬から春を迎えた頃や夏。長湯をしたときなどにもよく起こります。

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    ささやかな生活の見直しでも頭痛は遠ざけられる

    頭痛はちょっとしたことで引き金を引いてしまうことがあるのも厄介なところ。

    例えば、気温の急激な変化も一因です。
    寒い時期に暖かな室内から急に外に出たりなど、寒暖の差が大きくなると自律神経に影響が及び、頭痛を誘発することがあります。
    特に注意したいのは季節の変わり目の急に寒くなったり、温かくなったりした時。

    また、朝ごはん抜きや低血糖もよくありません。

    ここではちょっとした頭痛改善のための生活の見直しポイントを紹介します。

    生理周期を把握すること

    更年期になると月経周期がずれたりするため、なかなか難しいところではありますが
    女性ホルモンのひとつであるエストロゲンには血管の緊張を調節する働きもあります。

    偏頭痛(片頭痛)持ちの女性の半数は月経開始1~2日前くらいから4日目ぐらいに
    頭痛が起こることが多いのですが、この時期はエストロゲンが激減している時期。
    この時にストレスがたまるようなことがあるとさらに頭痛は悪化しがちに。

    更年期はエストロゲンが減少するため、偏頭痛(片頭痛)が増えるのも
    仕方がない・・・ともいえる部分でもありますね。

    冷却シートをあてる

    偏頭痛(片頭痛)の中心はこめかみから目にかけての領域。
    ここの消炎鎮痛剤の湿布も貼ってもよいのですが、冷たいタオルや
    冷却シートをあてるだけでも痛みが軽くなることはあります。

    偏頭痛(片頭痛)持ちの人は冷蔵庫に冷却シートをストックしておくといいでしょう。

    パソコンの位置を目線より下げる

    パソコン操作時には適切な姿勢を心がけましょう。
    太腿に対し状態が約115度。つまりかすかに後傾する感じになります。
    上腕と前腕は90度かそれ以上開くこと。
    視線は水平から20度下げた状態に。このとき楽に見える高さにモニターを40~70㎝先にすることがコツ。

    規則正しく寝ること

    睡眠不足は偏頭痛の発作の誘因になり、最低限の睡眠時間は薬の代わりと考え死守すること。
    と、同時に週末などに寝だめするのはNGです。
    寝だめはこれまた偏頭痛の誘因の素となるのです。
    平日の睡眠不足は30分以内の昼寝で補いましょう。

    また、硬い枕も頭痛の要因となります。

    ぬるめのお湯に入る

    偏頭痛(片頭痛)の人はシャワーで我慢。緊張型頭痛の人は38~40℃のぬるめのお湯にゆっくり浸かって、こりとストレスを解きほぐしましょう。
    長湯をしたい場合には半身浴で。高温のお湯に浸かると交感神経を刺激することになり、目が冴えて緊張状態になり逆効果になってしまいます。

    風呂をやめてシャワーにする

    血管の拡張を伴う偏頭痛の人はまさに痛む時間に暖かな湯を張った
    浴槽でリラックスすると、さらに血管が拡張して痛みが悪化してしまいます。

    どうしても入浴したいのであれば、痛む間だけはシャワーに。
    ただ、それも早めに済ませ温まりすぎないようにすることが大切です。

    蒸しタオルを首や肩にあてる

    緊張型頭痛の人は首筋、肩口に強い筋肉の収縮を伴うことが多いので
    運動や入浴でほぐすのも良いのですが、蒸しタオルでじんわりと和らげてみるのも手です。

    ストレスの解消方法を持つこと

    緊張型頭痛の大敵はストレスです。
    片頭痛の大敵は溜め込んだストレスから解放された瞬間の血管の急激な拡張。

    どちらもストレスが原因となります。
    ストレスは溜め込まず小出しにすること。そのために、ストレスの解消方法を見つけておきましょう。

    朝食を食べること

    朝の身体は軽い低血糖状態です。
    睡眠中に体内の糖を消費するので、低血糖状態になっているのです。
    にも関わらず頭痛持ちの人が朝ご飯を抜いてしまうと
    脳のエネルギー源である糖を補給できないため、頭痛を誘引してしまいます。

    お酒アルコールは控える

    群発性頭痛の人は発作時には一滴も飲まないこと。
    片頭痛の人もお酒によって血管が拡張されてしまいますから、できるだけ控えて。

    頭痛を根源から治すサプリメントもおすすめ

    完治することは難しいかもしれませんが、頭痛を根源から改善するサプリメントの利用も考えてみましょう。

    頭痛持ちの方からの口コミでの評判の良いサプリメントがオススメです。

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