近視・乱視・遠視は屈折状態が異常な目のレンズの状態を指しますが、老眼は屈折異常ではありません。
乱視は老眼にならない、という話もよく聞きますが、老眼はどんな方でも必ず起きる現象なのです。

 

老眼の症状

下記のような症状があったら、老眼とみなしてよいと思われます。

  • 細かい字を見るのがしんどい。(大きい字なら楽に読める)
  • 本を読む時、少し離して見ないとしんどい。
  • 字はぼやけないが目が疲れる。(首筋や肩がこる)
  • 暗い所では字が読みにくい。
  • 夕方から字が読みにくくなる
  • 目が近いところで作業をしていて、遠くに視線を移すと、その瞬間はボケていて、ジワーッとハッキリ見えて
    くる。

 

老眼とは

30歳を超えると、除々に水晶体の細胞が硬くなり柔軟性がなくなります。ある程度、水晶体
の柔軟性が奪われてくると、遠視眼や正視眼、或いは近視眼でも遠用として矯正した眼鏡を掛
けた状態では、だんだん近業を行う為の調節力がなくなる為、近方が見えなくなります。
この状態を老眼といいます。

つまり、水晶体が硬くなる事による調節力の衰えが老眼です。

老眼になる年齢は個人差がありますが、なると一気にくるようです。
私もかなり老眼がひどくなり、ひどい近眼と同時に老眼があるため、焦点があう部分が非常に狭く
携帯のメールなどを読む際にはメガネを外さないと逆に読めなくなりました。

近眼と老眼・・・本当に結構つらいものです。

老眼の初期に現れる症状をチェック

老眼は年齢から起こるものと目の酷使から起こるもの
2つの原因が考えられます。

年齢から起こるにしても、目の使い過ぎにしても
初期症状は共通のものが現れます。

  • 疲れ目
  • かすみ目
  • 頭痛、肩こり
  • 夕方になるとものが見えにくくなる
  • 細かい字が見えにくい
  • 頭痛や肩こりについては、肉体的な疲労から起こっているもの、とも思われたり
    ものの見え方も一過性の症状として見落とされがちです。
    そのため、すぐには老眼なんだ、とは結び付けにくい症状ですよね。

    特に、老眼の原因が目の使い過ぎから起きている場合には、若いうちから症状が現れてしまうのが特徴です。
    私は30代後半から実はモノが見えづらいなんてものじゃないほどの状態になり
    ドライアイもひどかったので、本当に目の病気?などと思っていたくらいでした。

    結果、眼科医に相談したところ「老眼」だったわけです。
    もうこの時点で老眼はかなり進行していたようで、現時点での私の年齢からすると
    同じ年齢の人よりも、ちょっと老眼の度合いはひどいようです。

    こうなると、予防どころではないので、30代後半になって
    目かすむ、見えづらいと思ったら、疲れ目かもしれませんが
    老眼の予防はしておきましょう!

    老眼と眼精疲労の見分け方

    眼精疲労と老眼の違いは、近くのものが見えにくいかどうか、が一番の判断の目安です。
    30センチくらいのものに焦点が合わない、文字が読みづらいとなったら老眼の可能性が高いです。

    疲れ目の場合には、目の調整力が働き、なんとな焦点を合わせようとします。
    一瞬ぼやけたとしても、なんとか焦点が合う場合には眼精疲労かもしれませんので
    目を十分に休めてあげましょう。

    老眼予防をお早めに!

    老眼予防は「休息」「ストレッチ」「栄養補給」の3つ!

    老眼予防 その1.休息

    目が疲れたな~と感じたら、すぐに目を休めてあげましょう。
    目がしばしばするときだけではなく、眉間やこめかになどが重く感じたり、鈍痛を感じたら
    それは目が疲れている証拠です。目を休めてあげてくださいね。

    疲れ目対策にホットアイマスクがTVCMやドラッグストアなどで見かけますが、これはとってもいいですよ。
    また、手のひらで目やこめかみを軽く圧迫してあげるとさらに効果的です。

    老眼予防 その2.ストレッチ

    目のストレッチは知っていますか?
    老眼はものを見るときの焦点調節機能が衰えたもの。
    焦点の調節機能は「毛様体筋」という筋肉の収縮でレンズである水晶体の厚みの変化。
    毛様体筋を鍛えることで老眼予防には効果的。

    ストレッチの方法は、まずは遠くに焦点を合わせること。
    2,3メートルくらい先を目安にして、ぼんやりとみるのではなく
    目標を決めて焦点を合わせることが大切。

    次にすぐ近くに焦点を合わせること。
    目の前に人差し指を近づけて指先を見つめてみましょう。
    これを4,5回繰り返します。

    これが目のストレッチなのですが、あまりやりすぎると逆に目が疲れてしまい
    逆効果になります。
    1日に数回行い、ストレッチしたあとは目を閉じて休めてあげてくださいね。

    老眼予防 その3.栄養補給

    老眼予防に良い栄養分は3つ。
    代表的なのがアントシアニンです。ブルーベリーやカシスの色素に豊富に含まれています。
    次にルテイン。カルテノイドという色素の一種で緑黄色野菜に多く含まれています。
    ホウレンソウ、ブロッコリー、キャベツや豆類、あおさにも含まれています。
    ルテインは太陽光線から目を守ります。

    そしてアスタキサンチン。しゃけやいくらに含まれるアスタキサンチンは
    ルテインと同様、カロテノイドの一種で、抗酸化作用が強いことで知られていますよね。
    毛様体筋や網膜などの組織の血行を良くして、焦点を合わせる力を向上させます。

    老眼は、毎日の積み重ねで発症を遅らせることができるので、今から予防を始めましょう。
    40代で老眼になってしまうのと、50代で老眼が始まるのとでは大違いです。
    老眼予防は眼精疲労にも、そして認知症予防にもなりますから、ぜひとも習慣づけるようにしましょう。