飛蚊症(ひぶんしょう)とは、明るい所や白い壁、青空などを見つめた時、
眼の前に虫や糸くずなどの『浮遊物』が飛んでいるように見える現象です。

視線を動かしても一緒に移動し、まばたきをしても眼を擦っても消えなくて、暗い所では気にならなくなります。
症状が眼の周りに蚊が飛ぶ様に見えることからこの名前が付きました。

どんな風に見えると飛蚊症なのか

外に出て景色を見た時に、ぽつんと黒い点が浮いて見える
半透明や白い糸くずのようなものが見える、
虫が飛んでいるように見える

これが飛蚊症。つまり蚊が飛んでいるように見える、から飛蚊症といわれます。

・目を動かさないでいると、すうっと下がって消えていくもの
・こすったり目を洗うと消えるもの
この2つの場合でしたら一過性のものなので心配はありません。
飛蚊症は目を動かすと、飛んで見えるものが付いてくるように見えるのが特徴なのです。

なぜ そのように見えてしまうのでしょうか

目には硝子体と呼ばれる風景を見るレンズのような役目をする部分があります。
この硝子体が老化や栄養不足などで酸化したりすると
硝子体の組織に変質が起きてしまいます。
これが飛蚊症の症状となって目に見えるのです。

つまり、見えている虫や点や糸くずのようなものは目の外にあるのではなく
自分自身の目の中の状態が見えているのです。

飛蚊症対策日常で出来ること

飛蚊症の具体的な治療方法は見つかっていないため、眼科などを受診しても
あまり気にしないように、程度のことしか言われないことが多いようです。
しかし、常に視界の中に異物が見えていることほどストレスのたまるものはありませんから
日常生活の中で対策としてできないことはなにか、ご紹介していきたいと思います。

青色光を避けること

青色光というのはLEDの光のことです。
よくブルーライトと言われていますから、ブルーライトなら、あぁと納得する人も多いでしょうか。
パソコンやスマートフォンから発せられる光もブルーライトです。

この青色光に長い時間接していると網膜への影響が強く出る、とも言われています。
長時間のパソコンでの作業やスマートフォンの利用はなるべく避け
どうしても仕事上、必要だ、という人は1時間おきに適度な救命を目に与えてあげてください。

紫外線を避けること

スキーなどで一日雪を見ていると目がとても疲れて充血を起こしませんか?
それも紫外線のひとつですが、紫外線は皮膚だけに影響を与えるのではなく
目にも与えてしまうのです。

紫外線が網膜を通過し、奥に届いてしまうと硝子体に悪影響を与えます。

目の血流を良くしましょう

更年期は血行不良を起こしやすいのですが、目に至っても同様です。
さらに現代社会では目を酷使してしまうことが多く、疲労のために血行が滞り
目の周りの温度が下がりがちです。

すると毛細血管に血がきちんと届かなくなり、網膜や硝子体にも悪影響を与えてしまいます。
疲れたら温タオルなどを乗せるなどをして目の周りの温度をあげて血流を促してあげましょう。

バランスの良い食生活を心がける

更年期の諸症状全般に言えることですが
バランスの良い食生活を心がけることは血行のためになります。

血流と食生活はどうしても切っても切れない関係にあります。
どんなに良い栄養を摂っていたとしても、血管が詰まっていたら
目まで届かずに終わってしまいます。
逆もしかりです。

また、強度の近視がある人は必ずといってよいほど老化現象では起こる症状です。
たまに進行すると網膜はく離を引き起こし、視力障害を引き起こす場合がありますので、一度は精密眼底検査を受けることをおすすめします。