更年期,ドライマウス
更年期女性、中高年女性に多いドライマウス。
女性ホルモンとどんな関係からドライマウスになってしまうのでしょう。

ここではドライマウスの原因と改善・緩和方法について紹介していきます。

ドライマウスの原因はさまざまな要因が絡み合う

ドライマウスの原因はいまだにはっきりとしたいことも多く
ストレス・更年期・加齢・生活習慣・薬の副作用などが考えられるほかに
免疫疾患のシェーングレン症候群、慢性唾液腺炎、甲状腺疾患、糖尿病などから起きている場合もあります。

病気ではない場合、女性に多い原因は更年期を迎え女性ホルモンが急激に減少して起こる自律神経の乱れから体のあちこちに歪みが起きてしまうこと。

医学的には45歳からと言われる更年期。
でも婦人科医師から言わせると40歳から女性ホルモンの変化は始まっているのだそうです。

その頃から微妙な体の変化が起こり唾液量の減り方も男女で差が出てきます

また、40代以降は子供の進学、親の介護問題などで悩みも多くなる時期です。
そんなストレスも女性の唾液量を減らす原因となるのです。

口呼吸の癖やエアコンの効かせ過ぎで乾燥した部屋にいるのも口が乾く原因となります。

近年ではドライマウス外来や口腔乾燥外来を設ける医療機関も増えています。
変だなと思ったら気軽に相談してみましょう。

あなたは大丈夫?ドライマウスチェック

□ 口の中が乾く
□ 下や唇がひび割れて、ヒリヒリする
□ 唾液が出ない
□ 口の中がネバネバする
□ 口臭が気になる
□ 食べ物が呑み込みにくい
□ 舌がもつれて話しづらいことがある

あてはまる症状が1つでもあればドライマウスの可能性があります。

ドライマウスの主な原因

更年期,ドライマウス
ではどんなものがドライマウスの原因になるのか みていきましょう。

更年期によるもの

更年期特有の自律神経の乱れから、唾液の分泌量が減少。
また、女性ホルモンの分泌量の低下にともない、唾液の分泌量も減少します。

生活習慣によるもの

不規則な生活や、よく噛まない食生活を続けていると、唾液の分泌が低下。
喫煙の影響から分泌が低下することもあります。

加齢によるもの

口の周りの筋肉や歯の衰えから咀嚼力・咀嚼の回数が減ると、唾液の分泌量が低下。
また、加齢とともに唾液の分泌能力も落ちます。

ストレスによるもの

唾液腺は自律神経に支配されているため、ストレスが大きい糸交感神経が強く働いて、唾液の分泌量が抑制されてしまいます。

薬の副作用によるもの

抑うつ薬や精神安定薬、睡眠薬などの向精神薬や降圧剤などの一部には、唾液の分泌量を減少させる作用のものがあります。

糖尿病や甲状腺など代謝障害によるもの

糖尿病や甲状腺などの病気が原因のことも。
とくに糖尿病の方にはドライマウスの傾向があります。

シェーングレン症候群によるもの

シェーングレン症候群という自己免疫疾患になると、涙や唾液の分泌量が極端に減少し、ドライアイやドライマウスがあらわれます。

更年期には唾液腺を鍛える生活をすることがドライマウスの予防に

ドライマウスにならないためには、きちんと3度食事を摂り、よく噛んで食べること。
規則正しい生活を心がけ、適度な運動をし、1日30分でもリラックスタイムを作るなど、心と体を健康に保つことが基本です。

また、唾液腺を良く使い、鍛えることも有効。

ガムを噛んだり、したを動かす、唾液腺の機能を高めるストレッチをする、など唾液を出す機会を増やしてあげると唾液腺は鍛えられます。
加齢によって唾液量は少なくなりますが、唾液腺そのものが本格的に衰えるのは80~90歳になってからなのです。
どんどん使うことで唾液量は増えていきますよ。

ドライマウス症状が起きたら

ドライマウスが起こりやすい更年期には更年期症状によるだるさや頭痛で寝たり起きたり、という生活にもなりがち。

横になっている時は起きているときに比べ、唾液量も少なくなります。
気分がいい時にはなるべく体を動かすようにしましょう。

症状が出てしまったら、口の中をうるおすジェルなど、ドライマウス用のケアグッズを使えばつらい症状を改善することはできます。
それをきちんと理解して気持ちをリラックスさせることも唾液量を増やします。

楽になればストレスも減り、普通に食事できるようになり、唾液を出す機会も増えます。
後は予防方法と同じで、たくさん唾液を出す生活をしていれば自然と唾液量が増え、気づくとケアグッズを使わなくなっていたという人が多いのです。