更年期太りに悩む方は多いことでしょう。
体は痩せているのにお腹周りだけ太い、食べてないのに太るなど
更年期の時期のダイエットというのは、本人にとって深刻な悩みです。
そこで!低脂肪食が更年期太りに有効な可能性がある、ということを
米国の非営利医療法人カイザー・パーマネンテの研究チームがMenopause 2012年7月9日オンライン版に発表しました。
低脂肪食は更年期太りに有効!?
米国の非営利医療法人カイザー・パーマネンテの研究チームが
Menopause 2012年7月9日オンライン版に発表した研究で、
野菜と果物を中心とした低脂肪食によるダイエットで減量すると、更年期障害によるのぼせ・ほてりや寝汗などの症状が減少することが明らかになりました。
研究チームはホルモン療法を受けていない17.473人の閉経後の米国人女性(50歳~79歳)を対象に、低脂肪で野菜と果物、全粒粉中心の食事指導を行った場合の、食生活改善による減量効果と更年期障害関連症状との関係を調査・分析。
食事指導による結果として、開始時点の体重よりも4.5kg以上の減量または10%以上の減量に成功した女性は、減量しなかった比較対象グループの女性に比べて、1年後の時点で、ほてり、のぼせ、寝汗などの症状が減少していました。
更年期に有効ならぜひとも行いたい低脂肪食
研究チームによれば、体脂肪が多すぎると、身体の熱が発散されづらくなるのだそうです。
結果、体温を調節するためにのぼせやすくなる、寝汗が生じるといった弊害という更年期の症状が出ます。
ダイエットすれば、特に体脂肪が減少すれば、身体に熱が放出されやすくなるため、のぼせや寝汗の症状が減少につながるのではないか、とも言われているそうです。
確かに更年期に限らず、太っている人は、熱い時に限らず冬でも、ちょっと動くと汗をかいている人も多いですよね。
更年期になると出る症状で「ホットフラッシュ=のぼせ」の症状がある人も多く、運動したいのにすぐにのぼせてしまって、運動も控えめになってしまう、という悩みも。
私も運動を定期的にしていますが、更年期にさしかかってからは、夏場の運動がとてもきつくなってきました。
首から上、つまり頭部がすぐにのぼせてしまうため、顔は真っ赤になるし、頭痛は出るし、でまさしく熱中症のようになってしまうのです。
このような症状を抑えたいと、低糖質ダイエットを始めましたが、低脂肪ダイエットも考えたほうがよさそうです。
更年期太り(中年太り)の原因