更年期に入る40代後半以降はなかなか痩せづらくなる上に、年々太りやすくなっていってしまいます。
大して食べてないのに太る~という声、よく聞きますし、私もそうです・・・。

40代以降は基礎代謝の低下が原因から起こる中年太り、更年期太り。
これは基礎代謝が大きく関係しているのです。

痩せる 太るは代謝がカギを握っています

更年期,太りやすい
基礎代謝は思春期をピークに年々低下してゆきます。
40代後半、つまり更年期にさしかかると急激に下降してゆきます。
食べる量、生活が変ったわけでもないのに、体重だけはどんどん増加してゆく・・
なんだかお腹まわり・腰回りにお肉がついてきた・・・
となったら それは更年期太りです。

さて、代謝には3種類あります。
基礎代謝・運動代謝・食事誘発性熱生産の3つ。
中でも更年期太りに大きく関わるのが「基礎代謝の低下」です。

基礎代謝とは、普通に生きていrうだけで生理的に消費されるエネルギーです。
主に筋肉・内臓・脳でこの基礎代謝は消費されています。
ですから、運動をして筋肉量を増やせば基礎代謝は確かに上がります。
が、、、、運動で筋肉量を上げるのは一苦労です。
基礎代謝についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

比べて内臓は温めるだけで細胞が活性化し代謝効率が上がることがわかっているんです!

基礎代謝のうち、骨格筋22%、肝臓21%、脳20%、心臓9%、腎臓8%、脂肪4%、その他16%。
これは代謝率の内訳です。
肝臓の代謝率、高いですよね。

外から中から!内臓の温め方

上に書いたように肝臓や心臓、腎臓といった内臓を温めることで、血行促進をすることができ、落ち込んだ代謝効率を上げられます。

内臓って体内にあるんだから、あったかいんじゃないの?
と思われがちですが、実はそうでもないんですよ?

冷たいものを食べたり、飲んだりするだけで内臓は冷えてしまうんです。
冷たいものを食べたとき、または飲んだ時、お腹を下してしまうということ、よくありますよね。

冷えは万病の元とも言われていますが、内臓が冷えると血行が悪くなり、内臓の働きが悪くなってしまいます。
すると代謝効率が低下してしまい、脂肪や排出しなければならないはずの老廃物がため込まれるようになり、更年期太りにつながるのです
そこで内臓を温めましょう!というわけなんですね。

更年期太りを解消するための内臓の温め方

内臓を温める方法としてもっと簡単なのは温かい飲み物を飲むこと。
簡単ですよね♪

さらにホットミルクはさらに高い効果を得られます。
牛乳は動物性タンパク質ですから、食事誘発性熱生産も向上しますよ。

また、おなじみのあたため食材である生姜やスパイスを使ったホットティーもおすすめ。

そして、冬はもちろん夏にクーラー冷えしてしまう方は腹巻をしておくとよいでしょう。
冷えるな・・・というときに腹部に蒸しタオルを当てて外側からも内臓を温めると、より効果は高まりますよ。
お腹だけではなく以外と冬に冷えを感じるのが背中。
お腹と背中、両方から温まる腹巻はとても重宝です。

更年期太り以外にも内臓を温めることはとても重要

年齢を重ねれば重ねるほど、基礎代謝だけではなく様々な衰えを感じてきますよね。
内臓を温めることは更年期太りだけではなく、いろんなことにプラスの効果を与えてくれます。

内臓を温めることで身体の血流が良くなり、冷え性や消化不良の改善・緩和、
免疫力の向上など、40歳後半以降にはありがたいことばかりです。

老化防止のためにも身体を冷やさない生活を心がけることは健康維持になりますよ。

⇒姉妹サイト【更年期太りの正しい解消法】を参考にどうぞ