一般的に更年期の時期は太りやすいと言われています。
いわゆる「中年太り」ですよね。
なぜ、更年期には太りやすくなるのか、というと。
更年期というのは女性ホルモンの減少する時期を言います。
更年期太り(中年太り)の原因 なぜ更年期に太る?
この女性ホルモンの1つであるエストロゲンの減少が中年太り、更年期太りを誘っているのです。
エストロゲンは20~30代の女性には一番多く分泌されますが、40代以降徐々に減少してゆきます。
エストロゲンの働きにコレステロールを低く保ち、内臓脂肪がつきにくくなる働きをしています。
この働きで女性の体から心筋梗塞や脳卒中といった心血管疾患にならないように防御してくれているものです。
更年期に入ると、この大事なホルモンが急激に減り、閉経完了するとほとんどなくなる、と言われています。
ですから、それまでと同じ食生活で運動量を増やすことがなければ、どうしたってお腹の周りに脂肪がつきやすく、たまってきてしまうのです。
加えて、40代以降になると、基礎代謝、新陳代謝も減少します。
基礎代謝をあげて太りにくい体質に
基礎代謝をあげることで、太りにくい、太らないようにすることは可能です。
基礎代謝をあげるためには、適度が運動が一番です。
毎日の散歩やなわとびなどオススメです。
運動習慣を身につけることができたら、次に食生活の改善をしてみましょう。
基礎代謝をあげ、筋肉量を増やすことで太りにくい、太らないように改善してゆくことが大切。
太らないようにするための食生活の目安として、食事の量、カロリーはもちろんですが、栄養成分の偏りがないようにすること。
食事全体で、たんぱく質20%未満、脂肪分20~25%未満、炭水化物50~70%未満のバランスを心がけてみましょう。
また、ばっかり食べではなく、野菜を最初に食べる、ご飯やパンは最後にする、というようにするとよいようです。
食事を抜くのは一番NG。
逆に太りやすい体質にしてしまうこともあるため、これは避けましょう。
*更年期太りの原因や更年期太り解消方法についてはこちらを参考にしてください。
⇒更年期太りの正しい解消方法