更年期になると
「あ~、、、とうとう私もそんな年齢かぁ・・」
なんて、ちょっと憂鬱になりますよね。
そう、女性ホルモンが減少する更年期は老化が加速的に進む時期でもあるんです。
これからの人生、できるだけ楽しくイキイキ過ごしたい!とみなさん思っているはず。
そんな更年期女性には、なんといっても【若返りホルモン】が重要。
若返りホルモンの成長ホルモンと代謝改善ホルモン
成長ホルモンは、成長期の年齢にいっぱい分泌されるホルモン。
この成長ホルモンは熟睡している間に分泌されます。
人間の細胞を新しくよみがえらせるホルモンですから、この成長ホルモンを活発に働かせたいところですよね。
熟睡がなかなか難しい更年期。良質の睡眠を摂ることが若返りの1つなのですから
できるだけ良質の睡眠を摂るようにしたいものですよね。
⇒あわせて読みたい「眠いのに眠れない!更年期の不眠症の改善を改善する6つのコツ」
もう1つが「代謝改善ホルモン アディポネクチン」です。
体脂肪の燃焼や血流改善に効果のあるホルモン。
更年期以降の健康維持のためには大きな役割を果たしてくれるホルモンなんですよ。
適度な運動は、アディポネクチンを増加させる!
代謝改善ホルモン・アディポネクチンは運動をすると分泌量が増える、という特徴があります。
アディポネクチンは体内の脂肪燃焼をさせるホルモンなので
筋肉が動くことで分泌量は加速度的に増加します。
というのだから、ぜひとも分泌させたいホルモンですよね。
このアディポネクチンの分泌量を増やすための運動は【有酸素運動】です。
短距離走などのような、激しい運動ではなく、じんわりと汗をかくようなウォーキングなどを1日20分以上行うことが効果的。
運動は面倒・・・という方はちょっとだけ意識を変えて
普段自転車や車で行く買い物を徒歩で行く
電車で出かけたら1駅前で降りて徒歩で帰る
など、をしてみたらいかがでしょうか。
統計では40代~50代の女性は他の年代の女性よりも運動量が少ない、という報告があります。
仕事や家庭で忙しい上に、更年期の不調を抱えている場合は
運動するのが億劫・・・ということもありますよね。
でも少しでもいいので体を動かした方が、心身面での健康維持にとっても効果的なんです。
赤筋を鍛えてみましょう
有酸素運動で意識して動かしたいのは【赤筋】です。
赤筋は遅筋とも言われる筋肉です。
インナーマッスルって聞いたことありませんか?
赤筋は背骨を支える場所などにあるインナーマッスルなんです。
酸素の消費量が赤筋はほかの筋肉と比べて多く、20分以上行う有酸素運動の時に使われます。
この赤筋。実は姿勢を変えるだけでも鍛えることができるんですよ。
例えば、長時間座ったままで仕事や家事などをしている方だったら
背筋をしっかりと伸ばし腹筋に力を入れ、足を閉じて座るだけでも赤筋を動かすことができます。
覚えていたらやってみてくださいね。