更年期による女性ホルモンの分泌低下はあらゆる箇所に
ドライ症状、いわゆる乾燥した状態などの
異常を感じるようになります。
目・鼻・口・膣・膀胱など。
粘膜が乾燥している結果、
性交痛の原因となり夫婦不仲になってしまうこともあります。
どんな症状が起こるのでしょうか。

更年期のドライ症状から起こると考えられるもの

目の症状:ドライアイ

  • よく目が乾燥するようになった
  • ゴミが入ったようにゴロゴロして焦点が合わない
  • 目がシバシバして疲れる
  • 目の周りがかゆい
  • まぶたがたるむ
  • 目が全部開かない(目が開いていない感じがする)
  • くっきりものが見えない
  • ドライアイがひどい場合には眼科に

    更年期には、老眼が始まるとともに、粘膜に対しての水分の分泌も減少するため、目が乾燥し、上記のような症状が現れやすくなります。
    どうしても気になる場合には、眼科に行きましょう。
    *私の場合 ドライアイがひどい、ということでヒアルロン酸入りの点眼薬を処方されました。しかし、あくまでも対症療法です。

    口の症状:ドライマウス

  • 口の中がネバネバする
  • 乾いて話しにくい
  • 舌がざらざらする
  • 味覚が変わってきた
  • よく味を感じなくなった
  • なんでも甘く感じる
  • のどの症状

  • のどがいがらっぽい
  • のどにひっかかる感じがする
  • 飲み込みにくい
  • 咳が増える
  • 話そうとすると咳が出る
  • 口・喉もドライマウスと言われる乾燥症状が起こりやすくなります。
    更年期以降は口の中が乾きやすくなります。
    これも女性ホルモン減少から起こるものです。

    鼻の症状

  • グズグズする
  • 乾く
  • においを感じない
  • へんな臭いがする
  • 痛みを感じる
  • 鼻は乾燥すると痛みを感じます。
    また乾燥することでにおいも感じられなくなることもあります。

    皮膚の乾燥による症状

  • 皮膚がかゆい
  • 下着のあたるところがかゆい
  • かくとミミズばれになる
  • ひび割れが増える
  • アレルギーがひどくなる
  • 湿疹、じんましんがすぐに出る
  • 乳頭や乳輪がかゆい
  • 膣や膀胱の症状

  • 膣がくっついたような感じがする
  • かゆい
  • ひりひりする
  • ショーツの縫い目が気になる
  • ジーンズが硬くてはけない
  • 頻尿
  • 尿モレが起こりやすくなる
  • SEXの際に膣が痛い
  • 更年期と性交痛

    性交痛は特に夫婦間・パートナーとの間に亀裂や問題を生じてしまう恐れがあります。
    パートナーに更年期からの性交痛があることを話、理解してもらいましょう。
    ジェルなどを使うのもよいでしょう。
    ⇒閉経後の性交痛・濡れないと悩むあなたに。

    粘膜が乾燥する更年期

    上記のような症状がいくつも見られる場合、更年期による粘膜の乾燥 と考えたほうがよいでしょう。

    病院に行くならまず婦人科に行ってください。病院に行くのに抵抗がある、自宅で治したい、他人に更年期を知られたくない、という場合は以下の方法を試してください。

    更年期の乾燥症状 効果的な対策

    ホルモン補充療法を受ける

    粘膜を潤し、更年期の不調を改善していきます。
    補充する女性ホルモンには合成ホルモン、ナチュラルホルモンがあります。
    ネット通販などでも手に入りますが、まずは婦人科で相談することが最も重要です。

    漢方薬

    粘膜の乾燥、異常は東洋医学でいうところの隠虚というリンパ液が隅々まで行き届いていない状態。
    漢方は即効性はなく、じっくりと改善されるのを待つ治療方法になります。
    また、市販の漢方もありますが、自分が東洋医学でいうところのどの部分が弱いのかどうか、漢方医師に相談することが大切です。