年代を問わず(とはいえ、小中学生以下はのぞきますが・・・)
女性に多い悩みのうちの1つが肩こり。
更年期障害の症状の中でも
肩が凝って仕方がないという声もよく聞かれます。
しかし、その肩こりは本当に
更年期障害が理由として起きている肩こりなのでしょうか?

更年期時期の肩こり。
原因がすべて「更年期障害による症状」ではないことが実は多いのです。
年齢的に40代後半以降の不調なものを「更年期だから・・・」と思い込むこと、よくあるようです。

更年期障害に多い症状

更年期障害の症状として訴える方に多い順に並べてみると、以下の通りになります。

肩こり
疲れやすい
頭痛
のぼせ
腰痛
汗をかく
不眠
イライラ
皮膚乾燥感
動悸
気分が沈む
めまい
胃のもたれ
膣乾燥感

このように、肩こりが1位なんです。
欧米では「のぼせ」「ほてり」といったホットフラッシュ系が多いのですが、意外にも1位は日本人女性は肩こりが多いんですね。

なぜ更年期に肩こりが起こるのか

肩凝り更年期障害が原因から起こる肩こり。
これは女性ホルモンのエストロゲンの減少から筋肉、体内の血行不良を招きます。

血流が低下した筋肉は酸素不足や栄養低下にとって硬くなり、肩こりを感じるようになるのです。

しかし、更年期に起こる肩こりの原因は本当に更年期障害による症状なのでしょうか?

若いうちからの肩こりが更年期にさしかかり、症状が悪化したことから「更年期障害だから」と決めつけてはいませんか?
肩凝りの原因を考えずに更年期だしね~なんて思っていませんか?

意外にもホルモン補充療法によって改善される肩こりは40%

更年期の主症状は
・ほてり(ホットフラッシュ)
・多汗、発汗
・睡眠障害

といわれています。

この3つの症状がなく、腰痛・動悸・倦怠感・胃もたれなどが主な症状である場合には、更年期障害以外の疾患を疑ってみたほうがよさそうです。

特に日本人女性が多く訴える肩こりは更年期障害特有の症状ではないのです。
更年期障害の治療に効果が高いと言われているホルモン補充療法を行っても肩こり改善は40%ほどにとどまるのです。

更年期障害以外でも 実はこんなにある!考えるべき肩こりの原因

肩凝りは血行不良以外にも実は
うつ病・整形外科疾患・心的ストレス・神経科疾患 といった様々な原因があります。

肩凝りの原因整形外科的な肩こりの原因として考えられるもの

椎間板ヘルニア・むちうち症・五十肩・頸椎症・慢性関節リウマチ など

肩凝りの原因耳鼻科な肩こりの原因として考えられるもの

鼻炎・副鼻腔炎・頸部腫瘍など

肩凝りの原因精神・神経内科的な肩こりの原因として考えられるもの

偏頭痛(片頭痛)・緊張型頭痛・うつ病・心身症など

肩凝りの原因内科的な肩こりの原因として考えられるもの

胆石、心筋梗塞、胃炎、膵炎、甲状腺疾患、解離性大動脈瘤など

肩凝りの原因歯科的な肩こりの原因として考えられるもの

歯肉炎・顎関節症など

肩凝りの原因婦人科的な肩こりの原因として考えられるもの

更年期障害

本当にその肩こりは更年期が原因?まとめ

更年期障害には女性ホルモンの減少が原因でさまざまな不快となる症状があらわれます。
そのため、更年期障害の症状を緩和する目的とし、女性ホルモン補充療法が更年期障害の治療として使われています。

しかし、その肩こりの原因が女性ホルモン減少によるものではないと、いくら女性ホルモンを補充しても、肩こりの症状は改善しません。

更年期Q&A更年期障害の主要症状(ホットフラッシュなど)がなく、肩こりだけが際立った症状の場合にはあくまでも「肩こり」です。
肩凝りの原因を更年期障害と思い込むと症状の悪化を招いてしまいます。
肩凝りを治すには、肩こりの原因となる病気の治療をすることが大切です。

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